ソフトバンク・グループが、米通信キャリア4位のSprintの経営権を、Deutsche Telekom傘下の米通信キャリア3位のT-Mobileに譲渡し、両社の合併を検討していると、ロイター通信が報じています。

交渉開始は4月か

ロイターによると、電波の周波数帯の入札期間中は談合の懸念から、競合他社同士の接触を米連邦通信委員会(FCC)が禁じているため、ソフトバンクはまだDeutsche Telekomと交渉を行っていない模様です。
 
入札は4月に終了予定のため、その後交渉が開始される可能性があります。

白紙撤回された買収交渉

2年半前となる2014年、ソフトバンクとDeutsche Telekomは、SprintによるT-Mobile買収でほぼ話がまとまっていましたが、米規制当局の承認がおりないとの見通しから、白紙撤回されたという経緯があります。
 
Deutsche TelekomはT-Mobileを手放したいと考えており、ソフトバンクに新たな戦略の考案を求めているとされています。同社は現在、T-Mobile株の約65%を所有しています。
 
一方のソフトバンクは、その他のオプションも検討しているものの、大筋ではT-Mobileへの譲渡によりSprintの経営権を手放し、自らはSprintの少数株を保有するのみにとどめたい意向だと報じられています。
 
 
Source:Reuters
(lunatic)