13日、韓国メディアによると、昨年スイスで開催された障害者支援ロボット技術など医工学分野の世界一を競う大会で、韓国の大学チームが3位の座を獲得し注目を集めた。資料写真。

写真拡大

2017年2月13日、韓国・毎日経済によると、昨年スイスで開催された障害者支援ロボット技術など医工学分野の世界一を競う「サイバスロン(Cybathlon)」第1回大会で、韓国の大学チームが3位の座を獲得し注目を集めた。

大会で特に注目されたのが、脊髄損傷により身体まひのある障害者がロボットを着用してさまざまな課題に挑戦する種目だ。韓国の西江大学チームが開発、下半身まひの障害者が着用したロボット「WalkON」は、この種目で階段や傾斜、飛び石などの難コースを記録的なスピードで通過し3位となった。この結果を受け、主催側が急きょ韓国チームのためのメディアブースを設置、西江大学チームにスイスや米国などメディアのインタビュー要請が相次いだという。

このように高い競争力を持った韓国の障害者支援ロボット技術だが、規制のため韓国内での普及には至っていない。大韓リハビリ医学会はこれまで2度にわたり、障害者支援ロボット技術などロボット補助訓練治療の新医療技術としの認証を求め国の機関に申請を行ったが、「既存の治療法と変わらない」という理由で棄却されている。そのため医療現場で障害者支援ロボットを導入するには、1台当たり7000万ウォン(約700万円)のロボットを政府の支援金なしで購入せねばならないのが現状だ。

このような問題への対策として、記事は日本の例を参考に挙げている。経済産業省は介護ロボットを2025年までに940万台普及させることを目標に、「ロボット介護機器開発・導入促進事業」「ロボット介護機器導入実証事業」などを進めている。また昨年1月には、2020年までに政府と民間企業で1000億円をロボット開発に投資する「ロボット新戦略」を発表した。

高い技術を持ちながらも普及に至らない韓国の障害者支援ロボットに、韓国のネットユーザーからは「法律を守るのは正しいことだが、無駄な規制が多過ぎる」「韓国には、頑張ると必ず足を引っ張るやつがいる」「こういう規制は公務員の懐を肥やすだけ」など規制を批判する声とともに、「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)は何でもこんなものだ」「とにかく駄目な国だな」「大企業の製品じゃないから…」とする声が寄せられている。(翻訳・編集/三田)