25年ぶりに再上映される『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』
 - (C)1991 Kailidoscope

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 『ブエノスアイレス』(1997)や『レッドクリフ』2作(2008・2009)などで知られる台湾出身のスター、チャン・チェンが、25年ぶりに日本で再上映される主演作『クー嶺街少年殺人事件』プロモーションのため、3月14日に来日することが決定した。配給会社によると、『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』以来8年ぶりの来日となる。

 2007年に他界したエドワード・ヤン監督の代表作として知られる『クー嶺街少年殺人事件』(1991)は、1961年の台北で14歳の少年がガールフレンドを殺害した実話に基づく青春映画。本作で、ほぼ演技経験のなかったチャン・チェンがヤン監督に見いだされ、主人公・小四(シャオスー)役でスクリーンデビュー。中国大陸から台湾に移住した外省人の家庭で育ち、理解のない教師たちや地元でのグループ同士の対立に追い詰められていくティーンの心の揺らぎを見事に体現した。ちなみに、小四の父親と兄役を実の父兄チャン・クオチュー、チャン・ハンが演じている。

 1992年の劇場公開時は3時間8分版だった本作を、完成時の3時間56分バージョンの4Kレストア・デジタルリマスター版で25年ぶりに再上映するにあたって、プロデューサーのユー・ウェイエンもチャン・チェンとともに来日することが決定しており、舞台挨拶への登壇も予定しているという。(編集部・石井百合子)

映画『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』は3月11日より角川シネマ有楽町ほか全国順次公開