認知症を患っている声優の大山のぶ代

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 俳優の砂川啓介(80)が17日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演し、認知症を発症した妻で声優の大山のぶ代(83)の現状について、「何をしゃべっているかさっぱり分からなくなった」と病状が進行したことを明かした。

 大山は2015年5月に認知症と報じられた。82歳だった。26年もの長きに渡って演じたきた「ドラえもん」のことも忘れてしまったという。

 砂川は現在の大山について「僕のことは覚えているみたいです。ただ、マネジャーのことまで最近、『啓介さん』と呼ぶようになっちゃった」と、つらそうに話した。

 番組スタッフから、砂川と結婚していることは分かっているのか聞かれ、「そういうことは一切分かってないです」と返答。「2人で作ってきた思い出だとか、事件だとか事故とかは一切、彼女の中にはない。アルバムがすべて無くなった感じ。それが切ない。世の中で一番親しいお友だちが」と語った。

 身体的には元気であるものの、砂川は「こんにちはとか普通のあいさつはできるけど、自分のことを一生懸命しゃべろうとしても何を言ってるかさっぱり分からないです」と話した。砂川は「前は言ってることは分かるけど脈絡がなかった。今は脈絡も何も無い」と病状が進行していることを明かした。

 夫妻に子どもはおらず、砂川が自宅で介護を続ける中、砂川に尿管がんが見つかった。すぐに入院して手術を受けなければならない事態になり、大山を泣く泣く施設に預けた。砂川が入院する病院に大山がマネジャーに連れられて見舞いに来てくれたものの、砂川の手を握って心配したのは30秒ほどだった。マネジャーが大山に「行きますか」と尋ねると、大山はあっさりと「はい、行きます」と応じたという。

 砂川は現在、独り暮らし。ドラえもんグッズが家にあふれているそうで、「全部整理するのはまずい。僕が先に逝くわけにはいかないから頑張らないといけない」と述べた。