中国のスマートフォンメーカーHuaweiが、自社のスマートフォン向けに独自の音声アシスタントを開発中であることが、関係者の話から明らかになりました。Bloombergが報じています。

中国語版のみ、国外ではAlexaなどを採用

情報筋によると、100人以上の技術者が深センで同技術の開発に取り組んでおり、現在はまだ初期の段階にあるようです。AppleのSiri、AmazonのAlexa、GoogleのGoogle Assistantに対抗できるレベルを目標としている模様です。
 
ただしHuaweiの音声アシスタントは中国語版のみとなり、中国以外の地域ではこれまで通り、Amazonなどの音声アシスタントを採用していく方針とのことです。
 
Huaweiは1月、アメリカで販売する同社の最新スマホ「Mate 9」にAmazon Alexaを搭載すると発表したばかりです。

注目を集める音声アシスタント技術

中国本土ではGoogle Mapを始めとするGoogleが提供するサービスのほとんどがブロックされていて使えないため、Google Assistantもたとえ搭載したとしても本領を発揮できません。そのためHuaweiが独自技術の開発に乗り出すことには、他のAndroidデバイスメーカーと差別化を図るうえでも、そしてiPhoneのSiriに対抗するという点でも、大きな意味があります。
 
スマホの音声アシスタント技術は、現在非常に注目を集めている分野でもあります。先述したSiri、Alexa、Google Assistant以外でも、SamsungがSiri開発で重要な役割を果たした人々が創業したViv Labsの買収により、独自の音声アシスタント技術を開発、年内にスマホに搭載するといわれています。
 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)