今年1月にホワイト・ハウスの大統領上級顧問に起用されることが発表され、話題になったジャレッド・クシュナー氏。トランプの娘婿、ビジネスの世界での大成功など…いま、世界中で注目の的となっているクシュナー氏の経緯や、才能溢れる一家についてご紹介!

ジャレッド・クシュナーって何者?

不動産業界で大成功、メディア界にも進出した華麗なるキャリア

ニュージャージー州で1981年に生まれ、現在36歳のジャレッド・クシュナー。ハーバード大学を卒業後、ニューヨーク大学のロ-スクールでMBAを取得した秀才として知られています。その後は20代にして、父が築いた不動産開発会社「クシュナー・プロパティーズ」の指揮を執り、25歳で週刊誌「ニューヨーク・オブザーバー」を買収して発行人となるなど、若くしてビジネスの世界で才能を発揮。不動産業界の父の跡をとる、という点ではトランプ氏と共通点があるのかも… !? 

義父ドナルド・トランプは「ジャレッドは不動産業界で大成功を収めています。しかし、実は不動産よりも政治のほうが好きなのではと思っている」と彼の新たな可能性を見出した様子。

当のジャレッドも今年1月には、所有するニューヨークにあるビルの持ち分を家族信託に売却、不動産会社「クシュナー・プロパティーズ」のCEOの辞任の意向など、徐々にビジネスの世界から政界へのシフトを見せているところ。

イヴァンカ・トランプの夫

Blair House, DC #latergram

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2009年にドナルド・トランプの娘イヴァンカ・トランプと結婚し、3人の子どもがいます。

出会いのきっかけは、共通の知り合いが「ビジネスで新しい関係が築けると思って」開いたビジネスランチだったんだとか…。その後は、ビジネスよりも生涯のパートナーになった2人。さらに、恋の仲人役も得意なようで、イヴァンカとジャレッドがこれまでに紹介したカップル7組が結婚に至ったという逸話も!

敬虔なユダヤ教徒で、イヴァンカも結婚前に改宗済

祖父母はナチスによるホロコーストを免れた生存者で、アメリカに渡ってきた人たち。ユダヤ教正統派を信仰しているクシュナー家で育ったジャレッドは、雑誌「ザ・ニューヨーカー」によると「宗教的な理由」でイヴァンカと一度破局したことがあるそう。そんな苦難も乗り越え、イヴァンカは結婚前にユダヤ教に改宗し、子ども達もユダヤ教信者として育てられているよう。

さらに、「ニューヨークタイムズ」の義理父トランプ氏へのインタビューによると、ジャレッドなら中東の和平問題を解決できる可能性がある、と期待されている様子。

クシュナー氏一家

父は大物不動産デベロッパー、チャールズ・クシュナー

アメリカの不動産デベロッパーで、民主党への大口献金家でもある父チャールズ・クシュナー。活躍していたものの、2004年に脱税、証人買収など計18件の訴因で、2年間の実刑判決を受けることに。「ニューヨーク・タイムズ」によると、ジャレッドは父の服役中に週末にはアリバマまで訪れていたそう。そして父チャールズは刑務所でジャレッドに財布をつくって贈ったという話も。「父とは人生のすべてについて話す仲だよ」というジャレッドのコメントからも、親子は強い絆で結ばれているよう。

実業家の弟ジョシュア・クシュナー

弟のジョシュアもハーバード大学とハーバードビジネススクールを卒業したエリート。ゴールドマンサックスに勤務したあと、「インスタグラム」などに投資し、医療保険会社「オスカーヘルス」を設立するなど、実業家として成功しています。

そして、恋人はモデルのカイリー・クロス! 

政治に関して兄とは異なった意見を持つようで、カップルはトランプではなくヒラリー・クリントンに投票したと報道されています。さらに、先日ワシントンでの「ウィメンズ・マーチ」にいたところを撮影され、<twitter>に投稿されていたジョシュア。観察していただけのようにも見えるけど…。

メディア登場が少ないクシュナー家の姉妹

メディアでは見かけないものの、ジャレッドには2人の姉妹がいます。二コールはニューヨーク大学を卒業後「ラルフ・ローレン」で勤務、現在は家族経営の会社で働いているそう。彼女の夫、ジョセフ・メイヤーは「ニューヨーク・オブザーバー」のCEOとして勤務。もうひとりの姉妹、ダラは兄弟たちとは対照的に、家族で静かに生活を送っているんだとか。

実業家から政治家へと変換していく過渡期にいるジャレット・クシュナー。これから複雑な情勢の中、「ドナルド・トランプ」の影の実力者としてどんな活躍を見せるのか…これからも目が離せません。