ゼロックスは本来、前年のリーグと天皇杯の優勝チームが対戦するが、両大会を鹿島が制したため、リーグ2位の浦和が代替出場。昨季のCSファイナルの再現となった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 シーズンの幕開けを告げる「FUJI XEROX SUPER CUP」の前日、横浜市内で合同記者会見が行なわれ、鹿島からは石井監督と遠藤、浦和からはペトロヴィッチ監督と武藤が出席した。
 
 鹿島の石井監督は「昨シーズンに成果を出したチームが出られる大会。出場できることを嬉しく思っている。しっかりこのタイトルを積み重ねたい」と意気込みを述べ、浦和のペトロヴィッチ監督は「鹿島という素晴らしい相手と、素晴らしいゲームをして、このトロフィーをクラブに持ち帰りたい」と勝利を誓った。
 
 2017シーズンの最初の公式戦となるが、チームの仕上がりについて、石井監督は「トレーニングする時間があまりなく、いきなりゲームをする形で調整をしてきたが、思っていたより順調にきている」と手応えを口にする。ペトロヴィッチ監督は「キャンプを終えて、準備が上手くいっていないと言う監督はほとんどいない。チーム一丸となって、自分たちのやるべきことを全力でやってきた。とにかく走り、激しく戦い、今シーズンもより攻撃的なサッカーを目指す」と自信をのぞかせた。
 
 昨季のチャンピオンシップの決勝と同じ対戦カードとなったが、遠藤は「昨季は、年間勝点ではレッズのほうが上だった。結果的に僕らが優勝したけど、本当のチャンピオンはレッズだと思っているので、チャレンジャーの気持ちで戦いたい。ビッグクラブとの対戦では、セットプレーが大事になってくるのではないか」と謙虚に語る。
 
 対する武藤は「これまでの歴史や、昨季のチャンピオンシップや天皇杯を振り返っても、鹿島は勝負強さのあるチーム。ボールを支配されていても、我慢ができて、一発で仕留める力がある。僕たちとしては、常に集中を保って、一瞬の隙も与えないような完璧なゲームをしないと勝てない。自分たちの持っている100パーセントの力を出したい」と言葉に力を込めた。
 
 試合は2月18日(土)、日産スタジアムで13:35にキックオフ。Jリーグを代表する強豪同士の対戦は、見応えのあるゲームとなりそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)