「子ども産みたい」の裏に隠れた本心とは?【目指せ!デキたら婚】

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 雑食系ジャーナリスト・おおしまりえです。ああ〜誰か、自分のキャリアを「いったん脇に置く方法」を教えてください!

 ここ最近、子どもほしい熱をどっかに忘れ、私はそんなことばかり考えてます。なぜ、いきなりキャリアの話なのかというと、来てしまったのです。意識高い系女子モードが!

 というのは半分冗談ですが、仕事がノっているんです。忙しくなり始めたのは12月のこと。かねてからやりたいと思っていた案件が決まり、がぜん仕事へのモチベーションが湧いてきて元気百倍なのです。12月にお伊勢様にお参りしたからだワ♪ と浮かれながら仕事をこなせば疲れないし、やったらめったら次にやりたいことも見えてきてしまう。

 そんな感じで仕事仕事の毎日を過ごしていたら、うっかり忘れていたんです。そう、未婚妊活を! そう、“デキたら婚”のことを!

◆キャリアをいったん脇に、壊さず置く方法はあるの?

 ハッと振り返ると、ここ最近、基礎体温を完全に測り忘れていたし、友達の子育て投稿を見てもザワつかなくなっていた。むしろ今妊娠が発覚したら「この仕事はどうしよう?」という不安な気持ちが強く芽生える。一体私の子ども欲しい熱はいずこへ……?

 そう思って慌てて妊活のことを思い出したら、今度は「妊娠したらせっかくの仕事パアだぞ!」「下手したらキャリアが崩れるぞ」なんて警笛が心の中で鳴りっぱなしなのです。困ったなと思って「キャリアをいったん脇に置く方法」を探しても探しても、キャリアはミズモノなので、当然置く方法なんて出てこない。不安しかわいてこないのです。

 友人に「仕事はいつでもできるよ!」と優しくアドバイスをもらっても、「いつでも仕事はできるけど、今目の前にある仕事は今しかできないよ」なんて揚げ足をとる、感じの悪い私です。

 産休や育休期間、仕事はやらなきゃ忘れるし、若い世代は追い上げてくるし、勘だって鈍くなるかもしれない。そう思うと「一回脇へ」のベストタイミングがわからず、はて? どうするべきか? と迷って迷って小さいオツムが知恵熱を出してしまいました。

◆「子どもほしい」熱の裏にあった本心とは?

 そんな話を友達にすると、既婚・子無しの友人にズバリ言われてしまった。

「ぶっちゃけさ、結婚も子どもが欲しいっていう気持ちにも、仕事を少し休んで落ち着きたいとか、人生仕切り直したいっていう願望があったんじゃない?」

 グサリ! 図星である。私の「子ども欲しい熱」には、「人生への疲れ」が何割か含まれていたことに気付かされたのです。

 こんなことを書くと「無責任に子どもを欲しがるダメな女」呼ばわりされるかもしれないけど、「キャリアも自分の楽しみも全部どうでもいいから、とにかく今すぐ子どもがほしい」って、そもそもそんな風に一心不乱に熱望する母性の塊のような女性はいるのでしょうか?

 いたら逆に、そっちの方が怖いと思うし(もちろん不妊治療中で必死というのは、別問題です)、その強い決意の秘訣を教えてほしいのです。

 きっと多くの女性は、自分の人生に迷いながらも、年齢や今後も考えると、「今だ!」という瞬間を見つけて、子どもを持つという決断するのだと思います。ただそうして迷いや不安を持ちながらも決断し、結果として子どもを持てた女性の多くは、妊娠と出産を通してちゃんとママになっているから、母性っていうのは本当にすごいと思う。

 そして思ったのが、子どもを持ちたいのは、人生の休みだけでなく、「母性による人格リセット」的な期待も込めていたのかもしれない。わかっちゃいるけどそんな都合のいいことは起きないので、言葉にして自覚すると恥ずかしい限りです。

 とにかく私に足りないのは決断力。1つ見えた次の灯りを頼りに考えると、決断力を鍛えるには、やっぱり……勝負事かな。将棋の羽生善治さんも『決断力』って本を出しているぐらいだし。

 ということで、私は来週、競馬に行くのですが、なんか違う気がするけれど、それはまあ勝ってから考えることにしようと思うのです。

<TEXT、イラスト/おおしまりえ>
【おおしまりえ】
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ・Twitter:@utena0518