日本の大都会における通勤ラッシュの激しさは、国内のみならず国外にも知れ渡っているようである。そして、隣国中国でも首都北京を中心に、都市部の人口増加によって朝晩の地下鉄ラッシュが激しくなっている。いかに快適な通勤環境を作るかは、中国の大都会においても大きな課題なのだ。(イメージ写真提供:123RF) 

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 日本の大都会における通勤ラッシュの激しさは、国内のみならず国外にも知れ渡っているようである。そして、隣国中国でも首都北京を中心に、都市部の人口増加によって朝晩の地下鉄ラッシュが激しくなっている。いかに快適な通勤環境を作るかは、中国の大都会においても大きな課題なのだ。

 中国メディア・毎日経済新聞は15日、日本の通勤事情を紹介するとともに、日本には「驚くべき3つの『福利』がある」とする記事を掲載した。記事はまず、中国国内で最近発表されたデータにより北京、上海、広州、深センといった大都市で通勤ストレスが高まっていることが明らかになったと説明。そのうえで各国の通勤事情について紹介し、日本の事情についても取り上げている。

 まず「日本の大都市の通勤時間は、基本的に1時間以内である」とし、主に電車や地下鉄に乗って通勤すると紹介。鉄道網が非常に発達しており、職場から近い場所まで電車で行くことができると伝えた。また、公共交通機関は時刻表に忠実であり、事故や天候により遅延が発生したばあいには乗客に遅延証明書が発行され、証明書があれば会社は遅刻としてカウントしないと説明。これを1つ目の「福利」としている。

 さらに、日本では会社が定期代を負担することになっており、遠方に住んでいて新幹線に乗る必要のある従業員についても、会社側が通勤代を負担してくれるケースがあることを2つ目の「福利」として挙げた。このほか、通勤ラッシュを緩和するための手段として、多くの企業がオフピーク通勤を採用しており、午前8時、9時、9時半など勤務開始時間を選択することができると紹介。これが3つ目の「福利」であると伝えた。

 日本では、激しいラッシュのストレスを少しでも和らげるため、整列乗車やオフピーク通勤などの工夫が凝らされている。記事は3つの「福利」を挙げているが、中国から見て日本の通勤文化にはまだまだ参考になる「福利」がありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)