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北朝鮮の金正男氏を殺害したとして逮捕された女2人は「いたずらビデオ」に100ドルで出演しないかと見ず知らずの男に誘われたと供述しているという。女はベトナムのパスポートを持ったドアン・ティ・フォン(28)とインドネシアのパスポートを持ったシティ・アイシャ(25)で、パスポートはいずれも真正だった。女たちは金正男氏も北朝鮮も知らず、北の暗殺とのつながりを示すものもない。

北朝鮮大使館は司法解剖に抗議

使われたのは致死性が極めて高いVXガスとみられ、簡単に入手したり作ったりできるものではない。「いたずらビデオ」出演を依頼した男たちは北朝鮮の工作員で、彼らがマレーシアに持ち込んだ可能性が高い。マレーシアの北朝鮮大使館は正男氏の司法解剖に抗議し、遺体の引き渡しを求めている。

司会の夏目三久「誰の指示で、何のためなのでしょうか」

龍崎孝(流通経済大教)「北朝鮮という国が自分の犯行であると認めることはありえないとおもいます。しかし、国際情勢にはすでに影響が出ていますね」

ドイツのボンで開かれているG20の外相会議に出席している日米韓の外相は対応を協議した。岸田文雄外相は「北朝鮮に対して安保理決議の順守を求めるなどで一致した」と語った。

メンツつぶされた中国

金正男氏には家族が5人いる。最初の妻と息子、2度目の妻と息子、娘で、息子の1人がフランスにいる以外はマカオにいて、中国政府の庇護下にあるとみられる。

龍崎「もはや正男氏に政治的影響力はなかったが、北朝鮮は何が起こるかわからないので。中国にとってはその際のカードだったと思われます」

北朝鮮は事件を一切伝えず、16日の金正日生誕75年を盛大に祝うテレビ番組を流している。