有名ヘアスタイリストが伝授する、「エクステ」の秘訣8
カーダシアン姉妹、ジェンナー姉妹、クリッシー・テイゲンといった人気セレブをクライアントに持つヘアスタイリスト、ジェン・アトキン。今、大人気の彼女の新たな使命は、誰でもセレブみたいに美しく見せること、そして"不自然"、"ケアが面倒" などのエクステへの偏見を無くすことなんだとか。コスモポリタン イギリス版から、プロのスタイリストじゃなくても、カーダシアン姉妹みたいなヘアアレンジができちゃうジェン・アトキン式8つのエクステ術を紹介！
1．地毛の色に合わせる
「エクステ最大のミスは色選び。エクステと地毛の色がうまく馴染んでいることが絶対条件なの。根本と毛先で色が違うことも忘れないで。根本と毛先の色が異なるツートーンタイプのエクステを選ぶか、単色のエクステを使う場合は、根本にヘア専用コンシーラーを塗って色に変化をつけるのもあり。これは、つなぎ目をカバーしたり、色を馴染ませる効果があるのよ。私がデザインしたエクステは根本を染めてるだけじゃなくて、全体的にもローライトを入れているから地毛の色と自然に合うの」
2．エクステを美容室でカット
「美容室にエクステを持参して、自分の髪型に合うように切ってもらうのよ。エクステにレイヤーを入れて軽くすることで、地毛のような自然な動きが出るの。顔の形に合わせるのも大事よ。だからヘアスタイリストに、どうやったら本物っぽく見えるか相談してみて。素敵に仕上がれば、あなたがそのスタイリストの広告塔になるわ」
3．事前にスタイリング
「スタイリングは、エクステをクリップ付きのハンガーに吊るして事前にしてしまう方が簡単なの。スタイリング剤やヘアアイロンを使ってエクステの質感を整えてから、自分の髪につけるのよ」
4． クリップにもヘアスプレー
「私は装着が簡単なクリップ式のエクステを使う場合がほとんど。エクステをつけたい場所の根本の毛を逆立てて、根本とクリップの両方に少しヘアスプレーをしてからパチンと止めるの。しっかり固定されるようにね」
5．スタイリング剤で仕上げる
「エクステをほんとの髪の毛みたいに見せる秘訣はスタイリング剤。ショートヘアのクロエ・カーダシアンを、エクステを使ってカッコいいロングにしたこのスタイルは、ドライオイルが決め手なの。クリップタイプのエクステ で超ロングにして、ドライオイルと私のヘアケアブランドのドライシャンプーを使いながらブローすることで、少し膨らみをつけたのよ」
6．クリップ式ポニーテールはNG
「クリップ式でも巻き付けるタイプでも、ポニーテールタイプのエクステはどうしても好きになれないの。しっくりこないのよね。ポニーテールなら、地毛の中に普通のエクステをいくつか上下逆さにして留めてから、全部纏めてポニーテールにするのが私のオススメのやり方」
7．しっかりお手入れ
「3回使ったらエクステをクリップハンガーに吊るして、シャワーの時に一緒にシャンプー、コンディショナーをして自然乾燥してあげるの。質のいいエクステなら本物の髪の毛と同様にブラッシングしてお手入れできるものよ」
8．エクステ嫌い派の反応には、堂々と「使ってる」と告げる
「私のインスタグラム投稿にもエクステ嫌いの人から『どうせ彼女はエクステをつけているんでしょ』なんてネガティブなコメントが寄せられることがあるの。そんなときの私の回答は『そうよ、＜Beauty Works Online＞で買えるわよ』。かつて、一部のセレブがエクステを下手につけたり、まだ一般的じゃなかったりして、エクステの印象が悪い時代もあった。でも今は違う。クリッシー・テイゲンはエクステに関していつもオープンに躊躇わずに話しているわ。新しいルックスに挑戦したり、ちょっと冒険したりしようかなっていうとき、エクステが女性の勇気を後押しすることもあるし、メイクや洋服で自己表現をするように、ヘアスタイルも変えられるということを女性が理解し始めているんだと思う。カイリー・ジェンナーやブロガーたちも、個性の尊重、そして自らのルックスを楽しむよう呼び掛けているわ。本当に解放的で楽しい！」
このように語るジェンは、市販のエクステのカラーバリエーションが少ないことから、＜Beauty Works＞とのコラボで自らエクステのデザインも手掛けているんだそう（お値段は約1万9,000円から）。
10年も前からリンジー・ローハンやニコール・リッチーにエクステを使ったヘアスタイルを提案してきたというジェン。彼女いわく、エクステは"女性を一瞬で満足させる"もの。ちょっと気分を変えたい人は、ぜひ試してみて！
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: シャー順子
