三重県四日市市の県立高校3年の少年(18)が、母親(47)に対する殺人と死体遺棄容疑で逮捕された事件で、少年が「逃げる母親を追いかけて暴行を続けた」との趣旨の供述をしていることが県警への取材でわかった。現場となった自宅リビング兼台所の複数箇所に血痕の形跡が残っていたことから、県警は、首を刺された後も逃げようとする母親に少年が執拗(しつよう)に暴行を加えたとみている。

 捜査関係者によると、少年と母親は以前から、少年の進学先の大学を巡ってもめていたという。これまでの調べに対し、少年は動機について「受験のことで母親と口論になって刺した」と話している。

 捜査1課などによると、少年は14日午後、自宅のリビングで母親から何度も受験のことで小言を言われて口論になり、台所にあったナイフで首を刺すなどして殺害、遺体を自宅の庭にある物置内に遺棄した。血痕は1階のリビングから玄関にかけて数カ所に残っていた。少年は「遺体を隠すのに物置に運んだ」と供述しているという。