中国人の平均所得の増加が世界経済の発展に大きく貢献しているという見方がある。中国メディアの今日頭条は14日、中国はいま「世界の工場」から「世界の市場」に変化を遂げつつあると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人の平均所得の増加が世界経済の発展に大きく貢献しているという見方がある。中国メディアの今日頭条は14日、中国はいま「世界の工場」から「世界の市場」に変化を遂げつつあると論じる記事を掲載した。

 記事は、世界銀行の予測を引用し、2016年の世界の経済成長率は2.3%前後であると紹介したうえで、この数値から中国経済の成長率を差し引くと経済成長率はわずか1.5%にまで低下すると説明。これを根拠に、世界の経済成長に対する中国の貢献度合いは他国をはるかに超えており、中国は世界に対する最大の貢献者であると主張、「中国は世界経済の重要なエンジンだと言える」と論じた。

 続けて、世界経済の発展に寄与しているのは中国の内需拡大であるとし、16年の中国人の一人当たりの可処分所得は前年比6.3%増の2万3821元(約39万5698円)だったと説明。可処分所得の増加に伴って増えた中国の消費は世界の商品やサービスに対して莫大な需要を生じさせたと指摘した。

 また記事は、中国の一人当たりGDPは16年から20年の5年間で、30%前後増加する見込みだと説明し、中国人消費者の購買能力が向上するにつれて、中国の巨大な潜在市場が絶えず解放されることになり、世界経済の発展に向けて絶えることのないエネルギー供給源となると論じた。

 約72億人と言われる世界人口のうち、中国は約13億人、インドは約12億人と両国は非常に大きな割合を占めている。この両国が今後さらに経済発展を遂げるにつれ、記事が指摘するように確かに世界経済の成長に対する影響もますます大きくなっていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)