中国人はもともと健康志向が強い国民性と言える。近年は環境破壊が進んだこともあって「健康でありたい」と願う中国人がますます増えているようにも見える。医療観光のために日本を訪れる中国人が増加傾向にあるのも、中国人の健康意識の高まりが要因の1つと言えるだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人はもともと健康志向が強い国民性と言える。近年は環境破壊が進んだこともあって「健康でありたい」と願う中国人がますます増えているようにも見える。医療観光のために日本を訪れる中国人が増加傾向にあるのも、中国人の健康意識の高まりが要因の1つと言えるだろう。

 中国人にかぎらず、健康を願うのは万人の願いとも言えるが、中国メディアの東方頭条は14日、日本の健康診断、および、がんのスクリーニング検査は世界をリードする技術水準にあると伝え、世界各地の富裕層を引き寄せていると伝える記事を掲載した。

 記事は、日本はがんや心臓病、脳卒中、糖尿病などを患っても、それは必ずしも死を意味しないと指摘。なぜなら、日本のPET-CTの1人当たり普及率は世界トップであるうえ、日本ではがんや脳卒中などは健康診断などで早期発見が可能だからだと指摘。早期に発見し、早期に治療を行うことで高い生存率を実現していると論じた。

 さらに、日本には「がんmRNA発現解析検査」と呼ばれる世界最先端のDNA検測技術があると紹介、この検測技術により自分はどのタイプのがんが発生しやすいか、現在の自分にがんが発生するどれほどの可能性があるかなどを知ることができるが、中国にはまだこの検測技術はないと説明した。

 記事は日本の医療技術の高さに加え、医療スタッフの態度も親切だと指摘。日本は「医療システム全体」として質が極めて高いと伝え、世界各地の富裕層が望む医療サービスを提供できる国だと指摘。だからこそ、中国人富裕層は日本で医療サービスを受けたがるのだと論じた。

 中国人の生活水準が向上する一方で、生活習慣病を患う人も増えている。また、中国では環境破壊によってがん患者も増えていると言われ、今後は医療観光で日本を訪れる中国人がさらに増えていくものと予想される。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)