尾上松也の歌声が響く「モアナと伝説の海」本編映像 (C)2017 Disney. All Rights Reserved.

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 ディズニー・アニメーション最新作「モアナと伝説の海」の本編から、歌舞伎俳優の尾上松也が日本版声優を務めるキャラクター、マウイのミュージカルシーンの映像が公開された。

 「アナと雪の女王」「ズートピア」のディズニー・アニメーション・スタジオが送り出す同作は、南国の島で生まれ育ち、海の不思議な力に選ばれた少女モアナが、島の危機を救うため禁じられた外洋へと旅立ち冒険を繰り広げる様を描く長編アニメ。「リトル・マーメイド」「アラジン」のジョン・マスカー&ロン・クレメンツ監督が手がけ、本年度アカデミー賞の長編アニメーション賞と主題歌賞にノミネートされている。

 公開された映像で歌を披露しているのは、モアナの冒険のパートナーとなる、伝説の英雄マウイだ。5000年前から生きている半神半人で、神に与えられた巨大な釣り針でどんな生き物にも変身することができ、大きな体で一見すると怖そうだが、自信とユーモアにあふれ、陽気に歌って踊ることもできる。モアナの冒険の相棒となる重要な存在であり、ディズニー・アニメの歴代キャラクターとしては、「アラジン」のジーニーを彷彿(ほうふつ)させる存在だ。ジーニーは1万年の間、魔法のランプに閉じ込められていたが、マウイもある事情で1000年間、孤島に閉じ込められていたという点も共通している。

 マウイは歌の中で数々の武勇伝を披露しており、島を海から引き上げたのも、空があるもの、火があるのも、昼間があるのも、すべて「俺のおかげさ。どういたしまして」と自信たっぷりに歌い上げている。また、マウイの体に無数に彫られたタトゥーの中のひとつに、人格を持ち動きまわる「ミニ・マウイ」があるが、今回の映像では、そのミニ・マウイも確認することができる。

 日本版声優を務めた尾上は「マウイはノリが軽くて明るく奔放なキャラクターに見えるのですが、実は傷つきやすく繊細。繊細な自分を守るため明るく元気に振る舞って虚勢を張っているだけで、そんな姿に誰もが共感し、身近に感じられるのではないかと思います」と語っており、自信に満ちあふれた歌唱シーンや大きな体つきからは想像できない繊細さにも注目だ。

 「モアナと伝説の海」は3月10日から全国公開。