14日、恋人探しが以前ほど簡単ではなくなった中国で、インターネット上で異性と出会える「マッチングアプリ」利用者が急増している。資料写真。

写真拡大

2017年2月14日、恋人探しが以前ほど簡単ではなくなった中国で、インターネット上で異性と出会える「マッチングアプリ」利用者が急増している。香港アジア・タイムズ・オンラインは、こうしたアプリは女性ユーザー保護にも力を入れていると伝えている。

中国民政部の2015年の統計によると、中国の成人未婚者の数は、総人口の15%に相当する約2億人に上り、1990年の6%から急増している。国家統計局によると、中国では16年末時点で、男性の数が女性を3000万人以上も上回っている。

中国最大のマッチングアプリ「陌陌(Momo)」の1日のアクティブユーザー数は2300万人に上る。だがユーザーの男女比は10対1と著しく不均衡だ。女性ユーザーからはストーキング被害を訴える声も聞かれる。

シェア2位で、中国版「Tinder(ティンダー)」とも呼ばれる「探探(Tantan)」は、位置情報と連動しており、ユーザーが好きな人のプロフィール写真を左右にスワイプすることで「お気に入り」に入れたりスキップしたりすることができる。男性ユーザーが疑わしいコンテンツを送信したり、性的な言及をした場合、自動で女性ユーザーに通知され、女性が「はい」と答えると、男性のアカウントは削除される。Tantanの創始者でCEOの王宇(ワン・ユー)氏によると、アプリの1日当りのスワイプ数は約10億回に上り、1人平均200回スワイプしているという。男性は約100人を「お気に入り」に入れるのに対し、女性はわずか10人程度だ。Tantanの1日のアクティブユーザー数は、14年の6万人から現在の500万人へと急増している。これは女性が感じる安心感の増加に関係していると言えるだろう。(翻訳・編集/柳川)