セルフレジで詐欺が発覚(出典:http://dailybar.net)

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レジの混雑の解消や人員削減によるコストカットを目指し、日本でも最近“セルフレジ”を導入する店舗が急増している。しかし客側に清算を任せることで起こる犯罪も少なからずあるようで、店側も対策に追われているようだ。『the Queensland Times』などが伝えている。

“セルフレジ”は客側がバーコードの読み取り、精算、袋詰めまでをすべて自分で行うため、客とスーパーの間の信頼関係なしでは成立しない。しかし昨年、このシステムをうまく利用し詐欺を繰り返していたオーストラリアの35歳の女が逮捕された。

クイーンズランド州の「コールズ(Coles)」や「ウールワース(Woolworths)」といった小売りチェーン店に1日1〜2回ほど出向きセルフレジで精算を行い詐欺罪で逮捕されたのは、同州イプスウィッチ在住のカイリー・ミルナー(Kylie Milner)。カイリーの手口は実にシンプルで、焼きそばの袋についていた65セントと72セントのバーコードの写真を撮って印刷し、それをシール付きのラベルに糊付けする。そして出来上がったお手製のラベルを店に持ち込むと、高額な商品に貼り付けセルフレジで清算するというものだ。

カイリーの詐欺行為は、定期的に店にやってきてはセルフレジを利用するも妙にそわそわした女がいることに目を付けたスタッフが発見した。店の被害額は4500豪ドル(約39万円)に上るといい、カイリーは3か月間でコーヒーメーカーからプロテインパウダー、トイレットペーパー、消毒薬、ベッドシーツに至るまでありとあらゆるものを安価で購入しては自宅に持ち帰っていたようだ。

今月12日に行われた裁判でカイリーは「経済的に追い詰められていた。生きていくためにやった」と犯行を認めたものの、ヴァージニア・スタージェス判事はカイリーに詐欺罪及び詐欺未遂罪などで懲役9か月、執行猶予3年という判決を言い渡した。カイリーはさらにコールズとウールワースの2店に対し合計3615豪ドル(約31万円)の支払いを命じられた上、150豪ドル(1万3千円)の罰金が科せられた。

カイリーのように生活必需品ばかりを狙うケースはあとを絶たないが、世の中にはかなり大胆な泥棒も存在する。米ジョージア州では昨年、60年間も宝石ばかりを狙って万引きを繰り返していた86歳のドリス・ペインという女が逮捕され話題となった。何度逮捕されても窃盗を繰り返す彼女の人生は人々の注目を集め、ドキュメンタリー映画まで制作されている。

出典:http://dailybar.net
(TechinsightJapan編集部 A.C.)