Doctors Me(ドクターズミー)- 妊娠初期に疲れやすくなるのはなぜ?妊婦さんのための体力作りのポイント

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妊娠すると「疲れやすくなった」と感じるのはなぜでしょうか?

多くの妊婦さんが経験している妊娠初期の疲れやすさには、きちんと原因がありました。

今回は妊婦さんのために、妊娠初期の疲れやすさの疑問と、体力作りのポイントや注意点について医師に詳しく解説していただきました。

妊娠初期に疲れやすい原因


いろいろな原因が指摘されていますが、まずは妊娠に伴い、ホルモンバランスが急激に変化することで、体の各部も影響をうけ疲れやすくなる場合があります。

また、妊娠が成立するとしばらくは高温期が続くため熱っぽく感じます。このことが疲れに繋がっているということも考えられます。

妊娠初期に疲れやすい時の症状


■ 息切れ
■ 全身倦怠感
■ 眠気
■ お腹の張り
■ 胸のむかつき
■ イライラする
■ 頭痛
■ 吐き気

妊娠初期の疲れやすさは年齢や二人目などによって変わる?


年齢や個々の妊娠によっても変わります。

また、環境などによっても影響をうけるため、できるだけストレスを少なくし、無理をしすぎないようにすることが大切です。

妊娠初期の疲れやすさ、いつぐらいから緩和される?


体が妊娠になれてくる妊娠中期ごろには一旦は緩和されやすいです。

ただ、個人差も強いので、もともと疲れやすい方や貧血が続いている方などは、疲れやすさが続くこともあります。

妊娠初期の疲れやすさは病院で相談はできる?


自分が感じている症状は都度、主治医にお話になってください。疲れやすさの原因が貧血などの場合には、鉄剤やビタミン剤の処方薬によって治療を行います。

しかし、原因がはっきりしないことも多く、その場合にはしっかりと休息をとるということが大切になります。

妊娠初期に体力をつける上で効果的な方法

妊娠初期の疲れやすさ、少しでも緩和するため体に力をつけたい方も多いはずです。

効果的な運動や食べ物は以下になります。あくまでも無理をせずに行ってください。

運動編



妊娠初期に無理に運動をおこなおうとせず、基本的には妊娠中期に入ってからと考えてください。

また、妊娠の経過によっては安静を支持され運動が行えない場合もあるので検診で適度な運動が可能か確認してから行ってください。

◎ ウォーキング
無理のない速さで、息切れしたり疲れない範囲で行ってください。

食べ物編


◎ 白米・玄米
エネルギーのもととなり、疲れの解消に必要です。

◎ レバー
鉄分、ビタミン類が含まれ、貧血解消に向いています。

◎ アボガド
ビタミンEを含み、血流改善に向いています。

◎ ブロッコリー
妊娠初期に必要な葉酸が豊富に含まれています。

妊娠初期の体力作りで注意すること


特に以下のような慣れない運動、激しい運動はしないようにしてください。また、疲れたら休息するようにしましょう。

■ 腰をひねるような動作
■ 格闘技など衝撃・転倒の恐れのあるもの
■ 球技などで腹部にぶつかる恐れのあるもの

妊娠初期の体力作り、周りのサポートなどの対策について


妊娠中はウォーキングなどの運動をしようとしても普段よりも動作がゆっくりになることがあります。ご家族の方が一緒に行う場合には、妊婦さんのペースに合わせてあげてください。

また、重い物をもつような移動、運動は妊婦さんにはさせないように、周囲の方が手伝ってあげてください。

最後に医師から一言

妊娠すると、心も体も急速に変化していきます。疲れがでた場合は無理をせずしっかりと休むようにしてください。

(監修:Doctors Me 医師)