第15回を迎えた「グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」の初日。ホステスプロの藤田光里と同組の新人選手に目が留まった。
若手女子プロが躍動!初日のプレーをライブフォトでチェック
越雲みなみ。初日のスコアは5オーバーの33位タイと出遅れた。
「今日は風の計算とパターの読みが甘かったです。バーディが一つもなかったので……」。
 
藤田光里とはもちろん初めての顔合わせで「やっぱりどんな状況でもショットがすごくしっかりしている」とツアープレーヤーのレベルに舌を巻いた。
1996年栃木県生まれの20歳。父の影響で10歳からゴルフを始め、栃木・矢板中3年のときに世界ジュニアにも出場した。「父はゴルフだけでなく、サッカーや体操も得意で、スポーツのインストラクターをやっているんです。子どものころはゴルフだけでなく、男子と混じってサッカーも続けていました」。
身長167センチ。容姿端麗、スラリとした細身のモデル体型で、スイングもきれいだ。細身ながら「平均飛距離は250ヤード」というのだから驚く。
「ゴルフでは松山英樹さんのスイングが目標(笑)。だってかっこいいじゃないですか。サッカーも好きで、セレッソ大阪の清武弘嗣さんが好きですね」。
そう言って無邪気な笑顔を見せる越雲。まだまだ無名の存在だが、実は昨年のプロテストにファイナルまで進んでいる。「2度目の挑戦だったのですが、あと3打足りずに合格できませんでした」。
 
QTも2回挑戦しているが、いずれも失敗。ただ、出られる試合がないからとジッとしてはいられない。一念発起し、去年は韓国女子プロインターナショナルQTを受験している。
「去年の8月に済州島で試合をしました。そこで上位フィニッシュして、次のステップに進んだのですが、1部ツアーに出るための予選会はダメでした。それでも2部、3部ツアーには出られるみたいなので、日程を見ながらチャレンジしたいと思っています。韓国のゴルファーもレベルが高い人とそうでない人の差が大きい。やれないことはないな、と思いました」。
日本とはまったく違う環境での試合も貴重な経験になった。越雲は韓国QTに出るため、済州島だけでなく、ソウルから300キロも離れた全羅南道(チョルラナムド)の務安(ムアン)CCにも行っている。周辺には「まったくご飯が食べられる場所がなくて困りました(笑)。ゴルフ場まで行くにもソウルからKTX(韓国高速鉄道)に乗って、電車とタクシーを乗り継いでいきましたよ」とかなりタフな経験をしている。
今年は2次プロテストが越雲の実戦の場だ。着実に力をつけてさらに経験を積み、表舞台に顔を出せれば人気選手となる可能性はある。グアム知事杯は明日が最終日。「明日はバーディをたくさん取りたい」と上位フィニッシュはまだ諦めていない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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