2月16日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比90円45銭安の1万9347円53銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、米主要株価指数のダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数、S&P500が前日15日、いずれも史上最高値を更新しましたが、ドル/円が一時1ドル=113円台まで下落。為替がドル安・円高に振れたことが日経平均の下押し圧力になりました。

 東証1部33業種中、保険、石油・石炭製品など10業種が上昇、一方、パルプ・紙、電気・ガスなど23業種は下落しました。個別銘柄では、味の素、東京海上ホールディングス(HD)が買われ、東芝、DOWAHDは売られました。TOPIX(東証株価指数)は前日比2.62ポイント安の1551.07。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=113円80銭台で推移しています。

ドル/円は115円が上値メド?

 八代さんによると、1月の米消費者物価指数や小売売上高が市場予想を上回ったことを好感し、ドル/円は15日のニューヨーク市場で一時1ドル=114円94銭まで上昇、ただし、心理的な節目である115円を超えられずに反落し、きょう16日の東京市場では一時113円台まで下落しました。

 ドル/円は目先、115円が上値メドとして意識される可能性も。「日経平均は依然として、終値ベースでの年初来高値1万9594円16銭を超えられない展開です。今後その水準に近づく場面では、利益確定売り圧力が強まるとみられます」(八代さん)。

(オトナンサー編集部)