静電気がパチパチするほど乾燥が気になる季節。なんとかお手入れで頑張ってきたお肌も、ここにきて急に乾燥が目立ってきた……なんてことはありませんか? 今回は体の中からも保湿ができる「ミルクセラミド」について調べてみました。

ミルクセラミドとはどんな成分なの?

肌の角質層に存在し、肌に潤いを与えているセラミド。その中でも特に保湿力の高いセラミド2の前駆体となる「スフィンゴミエリン」を高濃度に含んだ牛乳由来のセラミドをミルクセラミドといいます。スフィンゴミエリンはお肌のターンオーバーによってセラミドが分解される際に作り出され、セラミドが再合成される際にも必要な成分。つまり、お肌の水分バランスを保つにはミルクセラミドを摂取するのが有効なのです。また植物性のセラミドよりもミルクセラミドの方が、吸収性が高い事も報告されています。

お肌の潤いに必須なセラミド

セラミドとはお肌の一番外側にある角質層の中に存在しており、細胞間脂質を構成する成分のひとつです。人の肌にはNMF(天然保湿因子)という自分で作り出す保湿成分がありますが、このNMFが蒸発してなくならないように細胞間脂質でサンドイッチして水分を逃さないようにしているのです。セラミドは20代を境に減っていってしまい、40代では20代の半分になってしまうそうです。セラミドを含む細胞間脂質が不足すると、お肌が乾燥するばかりでなくお肌も守るバリア機能も低下してしまうため、肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなってしまうのです。

ミルクセラミドを摂取するには

肌の保湿力を高めるには、1日20mg以上のミルクセラミド摂取が望ましいとされているそうです。しかし、牛乳から直接ミルクセラミドを摂取するには大量の牛乳を飲まなくてはならず、体内で消化排出されている分も含めると、もっとたくさんの牛乳を飲まなくてはいけなくなり現実的ではありません。そこで、牛乳から抽出したミルクセラミドをフリーズドライにし、高濃度で配合したサプリメントやタブレットなどが開発されているので試してみるのをおすすめします。

外から保湿の手助けをしてあげるお手入れも大切ですが、体の中から保湿の手助けができるミルクセラミドのサプリは、お肌に触れないので敏感肌の方でも試すことができます。乾燥肌さんの救世主になるとよいですね。

<参考URL>ミルクセラミドMC-5

writer:しゃけごはん