渡航にあたっては十分に注意を(画像は国家衛生計画出産委員会の英語ページ)

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中国の衛生当局である国家衛生計画出産委員会は2017年2月14日、1月に中国本土での鳥インフルエンザA型(H7N9)感染者が192人にのぼり、死者は79人に達したと発表した。国内外の複数のメディアが報じた。ロイター通信によると、2016年10月からの累計感染者数は306人、死者数は100人となったという。

鳥インフルエンザA型(H7N9)は2013年に、中国で初めて人への感染が確認された鳥インフルエンザウイルスだ。

在上海日本国総領事館はウェブサイト上で、2016年12月以降、中国本土や香港、マカオなど南部で鳥インフルエンザのヒト感染例が増加していると警告。渡航・滞在の際はこまめに手を洗う、生きた鳥を扱う市場や養鶏場への立ち入りを避けるといった予防策を呼びかけている。またサイトには、現時点において感染源は不明だが、これまでの傾向から鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るといった経路が予想されると書かれている。

なお、現在までに鳥インフルエンザA型(H7N9)が人から人への持続的に感染した例(長期間大規模な感染)はない。