15日、韓国・イーデイリーなどによると、ブランドバッグや時計はもちろん、紙幣の偽造・変造を防止する新たな技術が韓国の研究機関によって開発された。資料写真。

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2017年2月15日、韓国・イーデイリーなどによると、ブランドバッグや時計はもちろん、紙幣の偽造・変造を防止する新たな技術が韓国の研究機関によって開発された。

韓国未来創造科学部・韓国機械研究院は15日、素材表面を直接加工できる「ハイピークパワーレーザー」の技術を活用し、偽造・変造が不可能な10ミクロン(100分の1ミリ)レベルの固有パターンの作成に成功したと明らかにした。この技術はレーザーによって非常に微細なパターンを製品に直接加工し製品のシリアルナンバーを暗号化するもの。韓国内の特許登録と米国での特許出願をすでに終え、現在、中小企業に技術移転され商用化が進められているという。

従来、ブランド品などの偽造防止には、シリアルナンバーの刻印やホログラム加工したステッカー状の薄膜を製品表面に貼り付ける手法が用いられてきたが、比較的偽造が容易という決定的な欠点があった。最近ではQRコードの活用など新たな方法が試みられているが、やはり偽造防止効果には限界があった。今回開発された技術を用いると、偽造・変造防止用のマークを製品表面に直接形成でき、ホログラムステッカーを付け替えるなど偽造の危険性を大幅に減らすことができるとみられている。

しかしこの報道に、韓国のネットユーザーの反応は芳しくない。「どうせこの技術も裏をかかれて偽造される」「いずれにせよ肉眼で識別できるものは偽造ができると思う」「偽造技術を一段階向上させるきっかけになる」「この技術が流出すれば偽造ができてしまう」など、新技術を用いた偽造防止効果に懐疑的な意見が多く寄せられた。(翻訳・編集/三田)