Appleの2016年におけるiPad出荷台数は4,255万台で前年と比べ14.1%減少しましたが、2位のSamsungを大きく引き離し、1位の座を維持したことがわかりました。

Appleは安定の首位、目立つAmazonの躍進

調査会社TrendForceの調べによれば、2016年の世界のタブレット出荷台数は1億5,740万台で、前年から6.6%減少しました。しかしそれでも、年末ホリデイシーズンの売上が好調で、当初の予想を上回ったとのことです。
 
ただしTrendForceのアナリスト、アニタ・ワング氏によると、数字に主に貢献したのはAppleとAmazonです。Appleについては第4四半期(10-12月期)のiPad売上が堅調で、Amazonは年間出荷台数が2015年から倍増しました。

今年は3、4種類の新iPadがリリース

ワング氏はiPadについて、今年は新モデルが3〜4種類登場するとし、9.7インチ、10.5インチ、12.9インチが発売されると予想しています。
 
インチ数のみで詳細には触れていないものの、低価格帯の9.7インチ、そして12.9インチの新モデルは現行の12.9インチiPad Proのアップグレード版でしょう。また10.5インチモデルというのも、ベゼルが細い上級モデルとして、KGI証券のミンチー・クオ氏らが登場を予測しています。
 
同社は今年のiPad出荷台数について、2016年から6〜8%減の4,000万台程度となると予測していますが、もしAppleが、噂のようにiPad miniの「Pro」版(これが同社のいう4種類目のようです)をリリースするなら、年間出荷台数は前年並み、もしくはそれ以上になると、ワング氏は見ています。

タブレット市場は大型スマホに押され縮小傾向へ

Amazonは2016年に出荷台数を99.4%も伸ばし、計1,100万台を出荷しました。出荷台数がほぼ倍増したために、タブレット市場でのランキングも3位へと急上昇しています。上位ベンダーのなかで、今年出荷台数増が見込まれているのはAmazonとHuaweiのみです。
 
世界全体ではタブレット市場は今年も縮小傾向にあり、出荷台数は2016年から6.1%減って1億4,780万台になるとTrendForceは予測しています。縮小理由として同社は、消費者がタブレットよりも大画面のスマートフォンを購入する傾向が高まっていること、また韓国のパネルメーカーがタブレット向けパネルの生産量を制限しているため、大手メーカー以外のタブレットメーカーが十分な数量を確保できなくなっていることを挙げています。
 
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Source:TrendForce via CNET
(lunatic)