Appleの財務担当役員、ルカ・マエストリ氏が、現地時間2月14日に開催されたイベント「Goldman Sachs Technology and Internet Conference」でのインタビューで、iPhoneへの輸入関税や、Appleの新本社などについて語りました。

iPhoneへの輸入関税に否定的コメント

ルカ・マエストリ氏はインタビューで、Appleの研究開発費について、「以前と比べて、チップやセンサーの自社開発のための基礎研究への投資が増えている」と明かし「イノベーションを前進させるために重要な、戦略的投資である」と強調しました。
 
ドナルド・トランプ大統領が輸入関税を引き上げ、Apple等の企業に製品の米国内生産を求めていることについて、「輸入関税がアメリカ経済のために良いとは思えない」と否定的見解を示しています。
 
トランプ政権は、米国内価格700ドル(約8万円)で販売されるiPhoneに対して、現在98ドル(約12,000円)の輸入関税を140ドル(約16,000円)へと引き上げる方針を示しています。一方、米国内で生産した場合の税金は56ドル(約6,400円)です。

「Apple Campus 2新たなランドマークになり観光客をひきつける」

今年前半の移転が予定されている、細部までデザインにこだわった新本社Apple Campus 2について、「新しいキャンパスは、国のランドマークになる。多くの旅行者の関心を惹きつけるだろうし、対処方法を考える必要がある」と観光客が押し寄せる事態を想定していることを明かしました。
 
Apple Campus 2
 
また、「新キャンパスはスティーブ・ジョブズ氏が従業員のために描いたビジョンであり、長期間にわたって多くのイノベーションを生み出す最高の場所になると思う」と期待を語っています。
 
マエストリ氏は、Apple Campus 2への移転日程については明言を避けましたが、最近カリフォルニアで続く雨のために数週間の遅れが出ていることは認めました。
 
1月末に公開された、工事が進む新本社の空撮映像にも、敷地内の大きな水たまりが映っています。
 

 
マエストリ氏のインタビュー全体は、AppleのWebサイトで音声が公開されています。

 
 
Source:AppleInsider
Photo:YouTube
(hato)