11日、独紙ライニッシェ・ポストは、中国の一人っ子政策の影響で甘やかされて育ったいわゆる「小皇帝」について、「それほど悲観する必要はない」と伝えた。写真は中国の親子。

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2017年2月11日、独紙ライニッシェ・ポストは、中国の一人っ子政策の影響で甘やかされて育ったいわゆる「小皇帝」について、「それほど悲観する必要はない」と伝えた。

記事によると、中国では昨年まで30年以上にわたり一人っ子政策が続けられた結果、今や大都市の若年層は約90%が一人っ子で、中国全土では約2億8000万人が兄弟姉妹のいない環境で育っているという。

両親や祖父母から溺愛されて育ってきた「小皇帝」について、一部には「他人を信じず、リスクを避け、競争を好まない」と憂慮する学者も存在した。しかし、上海市の同済大学がこれまでに行った研究の結果は、こうした見方とは異なるものだったという。

記事によると、同大学の趙旭東(ジャオ・シュードン)教授は、「一人っ子は独立心に富み、表現力や数学力が比較的高く、両親との関係もより密接だ」と指摘。また一人っ子世代は高い適応性を有しているという研究結果も出ており、「中国の若い世代に対して悲観する理由は見当たらない」という。(翻訳・編集/橋本)