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 小栗旬と西島秀俊が民放連続ドラマ初共演を果たすカンテレ・フジテレビ系「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮題)」の第1話が、4月に仏カンヌで開催される世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で世界初上映されることが決定した。これまで「MAD MEN マッドメン」「タイタニック」「X-ファイル」など、欧米のドラマが公式上映作品に選ばれてきたが、アジア製ドラマとしては初めての選出。小栗と西島が、ともに喜びのコメントを寄せた。

 「GO」「フライ,ダディ,フライ」「SP」「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」などを生み出した直木賞作家・金城一紀氏が原案&脚本を務め、構想に約5年を費やした力作。元自衛隊員の稲見(小栗)、元外事警察の田丸(西島)らの所属する公安機動捜査隊特捜班が、テロリスト、新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織などと対峙する姿を1話完結で描く。

 MIPTVはード・ミデム社が主催・運営する見本市で、世界各国の映像コンテンツ制作会社、バイヤー、投資家らが一堂に会する大イベント。前回は世界97カ国から3750社、1万人以上が参加しており、例年華やかに行われるオープニングセレブレーションはカンヌ国際映画祭にも引けをとらない。

 今作は同見本市に新設された「アジアワールドプレミア」部門で、4月4日(現地時間)に初上映。主演の小栗は「素直にうれしいです。日本という国でどういう作品を作ったらいいのか、自分たちで話しながらこの『CRISIS』を作ってきました。そのなかで、アジアの作品を代表して、こうして世界の人たちにご覧いただくチャンスをもらえたことは、本当にありがたいと思います」と歓喜し、「今自分たちがこの国で出来る最大限のチャレンジをしようと作ってきたドラマです。皆さんに温かく迎えられることを心より願っています」と思いを込めた。

 さらに共演の西島も、「撮影が始まる前から、日本ドラマの枠を超えた規格外の作品になるという期待がありましたので、世界の皆さんにご覧いただくきっかけが出来たことはすごくうれしく思います」と喜びを隠せない様子。そして「素晴らしい才能を持つ脚本家が、日本で起きつつあるかもしれない様々な危機をリアリティーとともに物語にしています」と述べたうえで、「今の日本が持つ空気感のようなものを感じていただければ、きっと楽しんでいただける」と自信をみなぎらせた。

 またリード・ミデム社のテッド・バラコス氏は、今作を「ハイクオリティーなこの日本の警察もののドラマシリーズは、国際市場にとりわけぴったりな作品です」と評価し、「世界中の番組バイヤーに、これまでにない日本のアクションシリーズを見せる場となるでしょう」と語っている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(仮題)」は、カンテレ・フジテレビ系で4月期から毎週火曜午後9時放送。