中国では3月1日から、長距離バスの乗車に身分証明書の提示が必要となる制度が導入される。これを受け、韓国や欧米を目指す脱北者の間で不安が広がっている。

中国の交通運輸省は昨年12月、「道路旅客運輸及びバスターミナル管理規程」の改正を発表した。これに基づき、他の省や市に向かう長距離バスの切符の購入と乗車にあたって、身分証明書の提示が必要となる実名制管理という制度を3月1日から実施する。

これは、切符購入時に名前を登録することで、紛失時の払い戻しや再発行を可能にしたり、ダフ屋を追放したり、事件や事故の際に乗客の身元がすぐにわかるようにしたりすることを目的としている。