アカデミー賞受賞経験もある名女優マーシャ・ゲイ・ハーデン

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 全世界でベストセラーとなった官能小説を映画化した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー(原題) / Fifty Shades Darker』について女優のマーシャ・ゲイ・ハーデンが、1月31日(現地時間)にニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

 ダコタ・ジョンソン&ジェイミー・ドーナンの体当たりの熱演が話題になった前作。続編では、破局したアナ(ダコタ)とクリスチャン(ジェイミー)が復縁し、新たな関係の可能性を探る様が描かれる。しかし、アナはクリスチャンの過去を知る二人の女性、レイラ(ベラ・ヒースコート)とエレナ(キム・ベイシンガー)に警告を受け……。テレビシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」などで知られるジェームズ・フォーリーがメガホンを取った。マーシャはクリスチャンの母親グレースを演じた。

 続編についてマーシャは「フォーリー監督はアクションを撮るのに長けていて、今作はアクション(セクシャルなシーンを含め)が魅力的な作品になった。原作者E・L・ジェイムズは、今作ではよりロマンスを強調したかったみたい。実際には彼女の夫ナイオール・レナードが脚色したけれど、彼女は(発言権を持って)毎日撮影現場に来ていたわ。彼女はエロティカ(官能作品)、(大人の)おもちゃ、性的魅力のある若い娘を描くのが好き。ある意味、今作はディズニー映画ではない、シンデレラストーリーね」と語った。

 さらに、撮影現場をキッチンに、監督、原作者、脚本家などをシェフに例えつつ「わたしは、(キッチンにも立てずに)銀器の棚の前に立っている存在。今作は完全に彼ら(シェフ)の作品。俳優は作品に出演する前に、自分の役割をちゃんと把握しなければいけない。わたしの役はこの映画の世界の中では小さな役に過ぎないけれど、ほかの女性キャラクターとは異なった存在なの」と自身の役割について説明した。

 最後にこのシリーズに関わった理由について「まず、これまで出演したりオファーされた作品の中でも、最も巨大なプロジェクトだったから。それに、母親役としてクリスチャンの中心にいる。皮肉屋でもあるけれど、彼女の存在がクリスチャンを人間的に変化させたと思えたから。ほかの女性キャラクターは、なんでも仕切る彼の存在に怯えているのよ」と明かした。 (取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)