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お祭りの屋台などで一度は食べたことがある人も多いはずの「りんごあめ」を大幅にクオリティアップして、「こんなの食べたことがない」と思ってしまうほどに仕上げた「りんご飴」を出すというお店「ポムダムール トーキョー」が新宿にあるということを聞きつけたので、食べに行ってきました。

あなたのそばにいつでも特別なりんご飴 |ポムダムールトーキョー | アクセス

http://lucky11090321.wixsite.com/pommedamour-tokyo/access

お店の所在地は「東京都新宿区新宿5-9-12 KIビル2F」。新宿三丁目の地下街から「C7」出口を出てから約4分の場所にあります。

ポムダムールトーキョーに到着。お店の前に立つと大きく「TATTOO」の文字が見えるのですが……



お店への入り口は、右横の階段を登ったところにあります。店内で食事をする場合はこのまま列に並ぶようになっており、店内で食べずにテイクアウトする場合はそのままお店に入っていって注文すればOKとのこと。



入り口の扉にはお店の名前が書かれたボードがかかっており、オレンジ色の明かりがぽわんと灯っています。お客さんの出入りで扉が開くと、お店の中から甘い香りがふうわりと外に漂ってきます。



列に並んだのは2番目、およそ15分ほど待って店内に案内されました。細長い店内にはソファーやチェアなど12名ほどが入れるようです。そしてみなさんが一つずつりんご飴を食べているところ。



入り口の前のガラスケースの中には、提供中のりんご飴の数々が陳列されていました。水あめをコーティングしたシンプルな「プレーン」、冬季限定メニューとして、ミルク味のパウダーをまとった「粉雪ミルク」、ココアパウダーを使用してビタースイートな味わいという「ココア」、そしてりんごと相性バッチリのシナモンをコーティングした「シナモン」が用意されています。価格はプレーンが税込500円で、残りの3品は600円です。



また、このお店では「シーシャ(水たばこ)が用意されており、店内で楽しむことが可能。「アーバンスタイル」と名付けられたタイプと……



「クラシックスタイル」と呼ばれるタイプが用意されており、価格は税込2000円〜となっています。先ほど店の外まで漂ってきていたのは、このシーシャの甘い香りだったようです。



今回は「プレーン」のりんご飴と、ゆず茶(税込300円)を注文。およそ5分ほどで運ばれてきました。りんごの中心には串が刺さっており、食べやすいように周囲が3つにカットされています。ちなみに、当日は混雑した時間帯だったこともあり、4名がけの座席に相席で案内されました。



カットされているりんごをフォークで取り、食べてみます。屋台で食べた記憶に残っている「りんごアメ」とは全く違う、「カリッ」とした水あめのコーティングに食感にまず驚き。そして、水あめが持つ自然な甘い味と香りは、屋台で買って食べたりんごアメの記憶を根底から覆してくるよう。水あめの味はとても上品・繊細で、かつ甘すぎないようになっており、りんごのほのかな酸味と甘みに邪魔することなく合わさってきます。



りんごは甘みが強すぎないタイプが使われているようで、水あめとの相性はバッチリ。りんごが甘すぎると、水あめとの相乗効果で「アマアマ」のりんご飴になってしまいそうですが、さりげない甘みとやや強めの酸味が水あめにスッとマッチング。狙ってこのバランスに落とし込んでいると思われますが、かなり高度なバランス感覚であることは確か。薄くスライスされており、フォークで食べやすくなっているのも新しいりんご飴の姿といえるのかも。



チョイスした「ゆず茶」も、シロップがあまり入ってなさそうな、自然な甘さに押さえられた味付け。りんご飴で甘くなった口の中を、柔らかなゆずの香りでスッとリセットしてくれました。



カットされた断面には、ほのかにりんごの「蜜」が入っていました。なんだか得した気分になったのですが、実はりんごの蜜は甘さには関係がないんだとか。



こんな感じでパクパクとりんご1つを丸ごと完食。よく考えたらリンゴを丸ごと1つ食べるのはなかなかのボリュームですが、「リンゴ+棒……アッポーペン!」と心の中でつぶやくヒマもなく、しかしそれにある意味ホッとしながらりんご飴を食べきっている自分に気がつきました。



実をいうと、今回お店に訪れた編集部員は幼少の記憶から「りんごアメ」があまり好きではなかったのですが、そんな記憶を刷新してしまうような「りんご飴」を食べることができ、静かな余韻に浸りながらお店をあとにしたのでした。