警告! なんでもない可能性も高いですが、もしかしたら大きなネタバレかもしれません。

ここ数カ月の間に『スター・ウォーズ』の公式データベース、StarWars.comのレイとカイロ・レンのプロフィールが更新されたのですが、その内容が非常に興味深いものとなっています。

無論、このデーターベースは時折更新されているものです。例えば、これまで「ネタバレ」と考えられていたストーリーに関わる内容が、「時期的にもう書いてもいいだろう」と、作中の事実として書き加えられるといったことがあります。

しかし、現在のレイのプロフィールとカイロ・レンのプロフィールをのぞいてみると、お互いに「奇妙なつながり」(strange connection)、「不可思議なつながり」(mysterious connection)があるとの記述が……。

この変更がいつ加えられたのか?は正確には不明ですが、web.archive.orgを使って両ページのキャプチャーを見返す限りでは、レイの最後のキャプチャーは2016年10月、カイロ・レンのものは2016年12月で、どちらにも「奇妙な/不可思議なつながり」という言葉は存在しません。io9はこの件に関してLucasfilmにコメントを求めていますが、執筆時現在のところ返事はないようです。

『フォースの覚醒』の中でも、このふたりには何らかのつながりがあるかのように描かれているので、「だから何?」と感じた方もいるかもしれませんが、このタイミングで今回のような記述が加わったとなると、どうしても妄想がいろいろと膨らんでしまいます。

以下は、モクモクと妄想を膨らませた米Gizmodo/io9のGermain Lussier記者の説です。


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ふたりの間に一体どういうつながりがあるのか?は想像するしかありません。多くの人は『フォースの覚醒』が公開されてからずっと流れている、「レイとカイロ・レンは兄弟」という説を考えていることでしょう。

しかし、もし本当に兄弟なら、それは「ミステリアス」なつながりではあっても、「未知の」という意味も持つ「ストレンジ」なつながりとは言えないと思います。

ここから大きく振りかぶってみます。もしかしたらホームランになるかもしれないし、三振になるかもしれませんが、言ってみましょう。レイの登場によってフォースが「覚醒」したわけです。そして、この公式プロフィールへの加筆以外の最近の大きな出来事といえば、次作のタイトルが『最後のジェダイ(The Last Jedi)』に決定したこと。

多くの人は、このタイトルが一人や二人のキャラクターを指しているのではなく、ジェダイそのもののことではないか?と考えました。つまり、ジェダイという存在が終わりに近づいているということです。

これまでのサーガ7作品で、ジェダイとその特定の教義は、銀河の平和を保つ役に立っていないことが明らかになっています。レン騎士団の影響もあり、あのルークですらジェダイ復興に失敗しているんです。

ディズニーが正史を手がけるようになって以来、ジェダイ以外のフォースと関わりのあるキャラクターが多く登場してきました。『フォースの覚醒』でのマズ・カナタ、ロア・サン・テッカ、『ローグ・ワン』でのチアルート・イムウェや「ホイルス」などがそうです。そしてレン騎士団や『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場する尋問官たちも、正確には「シス」ではありません。

もしかしたら、レイとカイロ・レンの不可思議なつながりは、フォースの解釈の陰と陽なのかもしれません。彼らの葛藤は「シス」や「ジェダイ」という古いアイデアとの決別につながる可能性もあるのではないでしょうか。

もしかしたら『スター・ウォーズ』の世界からその二面性を取り去り、フォースを使えるすべてのものが、どちらにつくでもなく活躍できる世界が生まれるのかもしれません。スカイウォーカーのサーガをきれいさっぱり終わらせて、『エピソード10』から新たなスタートを切るにはいい方法だと思いませんか?

全くの推測ではありますが、とは断ってあるものの、もしかしたら……?
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image: © Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved via io9
source: io9, StarWars.com, Heroic Hollywood, Internet Archive: Wayback Machine

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