キム・カーダシアンと仲良しで、モデルのみならず女優としても活躍するエミリー・ラタコウスキー。大統領選ではヒラリー・クリントン氏を応援していた彼女は、トランプ氏の当選が確定するとInstagramに真っ黒の画面や「My body my choice.(私の体は私の自由)」のメッセージと共にセクシーな写真を投稿するなど、トランプ氏の発言に抵抗。

そんな反トランプ派でフェミニストとして知られるエミリーが、メラニア夫人を擁護したことが話題に。その理由とは…!?

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NYFW(ニューヨーク・ファッションウィーク)で「ファッションはPlanned Parenthoodを支持します」と書かれたバッジを身につけているエミリー。このバッジはニューヨーク・ファッションウィークで配られていて、女性の人生を応援するNPO団体のサポートを示すもの。

ことの発端は、先日とある記者がメラニア夫人のことを「ふしだらな女」と呼んだところから。元々は、多くの雑誌でカバーを飾るほどの人気モデルだったメラニア夫人。名誉ある『スポーツ・イラストレイテッド』のスイムウェア特集のモデルを務めたり、『GQ』誌やフランスの男性誌ではヌードを披露していたこともあったけれど、いずれも約20年前のこと。

そんな記者の暴言を受けて、エミリーがTwitterで抗議! かなりご立腹の様子。

「昨夜、隣に座った『ニューヨーク・タイムズ』のジャーナリストが『メラニアはふしだらな女だ』と言ったの。あなたがどのような政治思想の持ち主かは知らないけど、これは『Slut Shaming(女性への性的偏見と差別)』よ。彼女の過去のヌード写真やセクシャルな事は関係ない。こういう一方の性に対する攻撃は本当にひどい性差別だわ」

さらに、過去の雑誌記事を投稿して記者を叱責。

「メラニア夫人の"性的過去"を持ち出し、彼女に能力がないかのように見せかけている。これは、女性は『セクシーさ』と『有能さ』を持ち合わせられないという古い考えがもとになっている。全く事実ではありません」

エミリーの主張通り、メラニア夫人はモデルとして成功しただけでなく5ヵ国語を話せる語学堪能な一面も持ち合わせているんだそう。

賛同の声が多く寄せられた彼女の投稿に対し、『ニューヨーク・タイムズ』が釈明。

「発言をした記者は我々の政治面を担当していません。また、他社が発行した『エスコートサービスを提供していたモデルエージェンシーにメラニア夫人が在籍していた』という、根も葉もない噂を信じたことからこの発言に至ったようです。プライベートで発言したものですが、全くふさわしくない内容でしたし、発言を慎むべきでした。この過ちについてはすでにエディターが記者と話をしています」

一連の騒動を受けて、メラニア夫人も公式Twitterを通じてエミリーに感謝を示した。

「世界中にいる自分の意見をはっきりと言い、立ち上がる女性、また女性をサポートする女性に拍手! #女性のパワー #ファーストレディーのパワー」

たとえトランプ氏の政策には賛成できなくても、同じ女性としてメラニア夫人の名誉のために声を上げたエミリー。以前にも、トランプ氏の10歳の息子バロン君がネットでイジメられていることを、クリントン氏の娘チェルシーが擁護したことが話題になったばかり。

彼らの行動は、たとえすべてにおいて理解できない相手だったとしても、その人格を貶めるような発言や偏見に便乗してヘイトを膨らませるのではなく、「NO」と意思表示していくことの大切さについて改めて考えさせてくれる。