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世界最大のITショー「CES2017」。

スタートアップが集まる宝の山「サンズ」会場ダイジェスト



2017年1月5日から8日まで、アメリカ・ラスベガスで世界最大規模のITショー「CES2017」が開催されました。以前は家電中心の展示会だったCESも、今やスマートフォンやIoT製品から自動車メーカー、さらにはARやVRと言った最新技術をアピールする新興企業など数千社が出展。4日間ではすべてを回り切れないほどの巨大イベントとなっています。

イマドキなテクノロジーが一堂に会す「Sands Expo」会場



CESの参加企業数の急増に応え、数年前から新規会場として加わった「Sands Expo」(サンズエキスポ)は、ここだけでも大型展示会を収容できる巨大なホール。このサンズ会場にはウェアラブル、フィットネス、ロボット、3Dプリンターといった「最近流行の」テクノロジー系の企業が多数出展しています。日本国内ではすっかりおなじみの「CEREVO」など、日本発の新興メーカーの姿が目立つのもこちらの会場の特色。出展者も来場者も、ここではスーツよりカジュアルな、ラフな格好の人々を多く見かける印象です。


▲ Sands Expo会場では、新興企業のロボットも多数出展されていた

このレポートの前編で紹介した「LVCC」(ラスベガスコンベンションセンター)と比べると、ブース規模はやや小さいものの、自社製品のアピールのため、ウェラブル製品の実体験やフィットネスセミナー、ロボットを使った動作デモが頻繁に行われたりと、会場内の雰囲気は華やか。所々で歓声の声があがるなど、アメリカらしい「お祭り」雰囲気を味わうことができます。一方3Dプリンター各社が集まるゾーンでは、プリンターから造形されるオブジェクトをじっくり眺める来場者の姿が目立ちました。身の回りのあらゆるモノがもはや自宅で「印刷」できる、そんな未来の姿を改めて感じられるエリアが、まさにここサンズなのです。


▲ スポーツやフィットネス企業も目立つ

そんなサンズの1階に昨年から新設されたのが、「Eureka Park」(エウレカ・パーク)を中心としたスタートアップ企業が集まるゾーン。数百社を超える企業が軒を連ねるように小さいブースを出しており、今までに見たことの無い、全く新しいアイディアを形にした製品がずらりと並びます。ファンを使ったディスプレイ、蜘蛛のように自在に動くロボット、腕時計型の360度カメラ、紙のような薄さの太陽電池、スマートフォンケースに収納できるドローンなど、一体どこからそんなアイディアが浮かんでくるのだろうかと思えるような、ワクワクした体験を得ることが出来ました。


▲ スマートフォンケース内蔵型ドローン。まさにEureka Parkは宝の山

老舗企業が集まるLVCC会場に対し、Sands Expo会場はイケイケ感のある、今を感じさせる企業が集結していました。どちらの会場も会期中にすべてを回り切れないほど広く、昼食も取らずにひたすら会場を歩き回っているうちに4日間が終わってしまったほど。そんな会場の雰囲気を、下のダイジェストビデオで感じていただければと思います。



 

撮影・文/山根康広 動画撮影・制作/ITジャーナリストAyano*

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CES 2017 公式日本語サイト