写真提供:マイナビニュース

写真拡大

日立ハイテクノロジーズ(日立ハイテク)は、DNA解析による個人識別用試薬におけるリーディングカンパニーであるPromega Corporation(プロメガ社)との小型のキャピラリー電気泳動型(CE)シーケンサ分野における事業提携をすると発表した。

プロメガ社は、ライフサイエンス分野に新たなソリューションやテクニカルサポートを提供している企業。同社は1978年に設立され、世界中の研究者に同社の3,500種類を超える製品を供給しており、ゲノミクス、プロテオミクス、細胞分析、分子診断、個人識別の分野における知識向上に貢献しているという。また、25年以上にわたりDNA解析による個人識別用試薬を提供してきた実績を持つ。

現在、遺伝子解析研究の現場では、第一世代であるCEシーケンサと、大量の遺伝子配列データ解析を可能とする超並列処理方式を利用した次世代シーケンサが活用されている。大量のデータ解析が可能な次世代シーケンサに対し、CEシーケンサは長年にわたる技術と経験の蓄積があり、次世代シーケンサで解析したデータ配列の確認や個人識別等に利用されるフラグメント解析を比較的安価で実現できることから、今後も堅調な需要が見込まれているという。また、CEシーケンサを用いて、簡単な操作により、手軽に、短時間で遺伝子解析を行いたいというニーズも引き続き拡大すると想定されているということだ。

今回の事業提携により、日立ハイテクでは、研究現場における簡単かつ手軽な遺伝子解析のニーズに応えるために、日立ハイテクの装置開発とプロメガ社の試薬開発という両社の強みを生かし、全世界において、少量サンプルでDNAを安価に短時間で解析出来る小型のCEシーケンサ事業分野にフォーカスしたコラボレーションを展開していくという。両社は2017年度中に、研究用途として最初のコラボレーション製品の販売開始を目指す。

(シマダマヨ)