太古の昔は大陸とつながっていたものの、今では完全な島国となっている日本列島。その先祖がどこからやってきたのかについては、諸説が存在する。中国メディア・今日頭条は14日、「日本の専門家が、日本人の祖先が中国の貧困地域から来た可能性があると言っている」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 太古の昔は大陸とつながっていたものの、今では完全な島国となっている日本列島。その先祖がどこからやってきたのかについては、諸説が存在する。中国メディア・今日頭条は14日、「日本の専門家が、日本人の祖先が中国の貧困地域から来た可能性があると言っている」とする記事を掲載した。

 記事は、古代は倭国と称された東アジアの国である日本の民族がどこからやってきたかについては様々な説があると紹介。紀元前660年に即位したとされる神武天皇の伝説にほかに、徐福を起源とする説もあれば、東南アジアからの移民説を唱える人もいるとした。

 そのうえで、「近頃、ある日本の歴史専門家が新たな発見をした」とし、日本人の祖先が「現在は中国の比較的貧しい地域」にあたる四川省涼山イ族自治州にあるとの説が出現したことを紹介した。その根拠について「各方面の研究によって、文字にしろ習俗にしろ涼山のイ族に似ている事が明らかになった」と説明したほか、イ族の人が「日本語に対して親近感を覚える」と語ったこと、イ族の文字が日本のひらがなとどことなく似ていることを挙げた。

 さらに「服装にも何らかのつながりがある」とし、日本の先住民族の服装がイ族のものと似ていると指摘。男性のヘアスタイルも、日本のちょんまげに似たものがあるとしたほか、イ族にも日本にも「火祭り」の習慣があることにも言及した。もちろん、似ている点がいくつかあるというだけで「日本人のルーツはイ族である」と断定するわけにはいけない。記事は最後に「これはあくまでも研究の方向性の1つに過ぎないのだ」と断りを入れている。

 民族全体にしろ、自分の家や自分自身にしろ、そのルーツをたどっていく作業はおもしろい。最終的に辿れるかどうかは分からないが、その過程の中でこれまで全く知らなかった自分自身にかんすることに気付かされることも少なくないのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)