美容や健康に良いとして、たびたび話題となるオイル。種類が豊富で目移りしてしまいますが、そんな中、密かに注目され始めているのがひまし油です。ひまし油ってどんなオイル?その効能は?など、気になるひまし油の秘密を探ってみましょう。

ひまし油(カスターオイル)とはどんなオイル?

ひまし油は、トウゴマという植物の種を圧搾して採れる植物性のオイルのことを言います。低温でも固まりにくく粘性の高いひまし油は、その特性から工業用原料として幅広く使われています。一方では薬用として、傷などの外用薬や下剤として古くから用いられてきた歴史もあります。その効能の素晴らしさを称して、西洋ではひまし油のことを「Palma Christi」(キリストの御手)と呼んでいたそうです。

ひまし油の利用法は?

ひまし油は、民間療法における万能薬として重宝されてきました。最近ではオイルブームにともなって、その効果が見直され始めています。ココナッツオイルなど他のオイルと同様、ひまし油も他に負けない高い保湿効果をもち、乾燥した肌や入浴後の保湿に最適です。

また洗髪後の髪に使えば、痛みを防ぎ髪に艶を与えます。ひまし油には薬用効果もあり、肌の炎症を沈め、使い続けることでシミやにきびなどを改善させることも可能と報告されています。他にも痛みや腫れを抑える外傷薬としてひまし油が効きます。軽い擦り傷や切り傷には消毒薬として利用でき、体のコリや筋肉痛などには、マッサージオイルとしてこれらを癒します。

さらに、ひまし油は昔から下剤としても使われてきました。服用することで腸の清掃をして環境を整える働きをします。直接オイルのままでは摂りにくいので、ジュースなどにまぜて服用するとよいでしょう。ただしひまし油の副作用として、摂りすぎるとひどい下痢や腹痛を起こす可能性があるので、服用する場合は信頼できる商品を指示に従って決められた量を摂るようしましょう。

湿布薬としてのひまし油

ひまし油は湿布薬として使われることでも知られています。エドガー・ケイシーというアメリカ人が提唱したのが始まりでした。その方法とは、ひまし油をたっぷりと塗りこんだフランネルの布をお腹にあてて、その上から専用の温熱ヒーターで温めるのです。

お腹をひまし油で温めることで精神的なリラックスが得られるだけではなく、内臓機能や免疫機能を向上させ、また代謝が上がり解毒・排泄を促進させる結果、便秘の改善にもつながるそうです。ひまし油で保湿しながら体のデトックスもできるなんて嬉しいですね。しかも100パーセントピュアな植物油だから安心して使えます。ひまし油できれいで健康な身体を目指しませんか。


writer:Akina