中国では今後30年間に結婚相手のいない独身男性の数が3000万人に上り、犯罪リスクが高まる可能性があるとの指摘が専門家から出ている。写真は中国のお見合い。

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2017年2月13日、米華字ニュースサイト・博訊によると、中国では今後30年間に結婚相手のいない独身男性の数が3000万人に上り、犯罪リスクが高まる可能性があるとの指摘が専門家から出ている。

中国人口学会のジャイ振武(ジャイ・ジェンウー)会長は、「男子を重んじる思想と、胎児の性別判定技術の向上によって、中国では女性が減り男性が増えている。男女比率の失調が始まった1980年代中期から計算すると、今後30年で結婚適齢期の男性が女性に比べて約3000万人多い状況が生じる。結婚したくてもできない独身男性が約3000万人出現するということだ」と語った。なお、全人口の比率では、16年末時点ですでに男性が女性より3300万人多くなっている。

また、中国人民大学社会・人口学院の陸益龍(ルー・イーロン)教授は「農村の貧困地域や貧困家庭の男性、都市在住でもステータスの低い男性は結婚できないリスクが高くなる」とし、「結納の高額化、婦女の誘拐、売買目的の婚姻、性犯罪といった現象を誘発、激化させる恐れもある」と指摘している。(翻訳・編集/川尻)