内閣府によれば、2016年10−12月期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で実質1.0%増となり、4四半期連続でプラス成長になった。日本経済が回復基調にあることを示す数値だが、中国メディアの新浪は11日、中国は2016年から2020年の5年間で「もう1つの日本経済」を生み出すことが可能だと論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 内閣府によれば、2016年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で実質1.0%増となり、4四半期連続でプラス成長になった。日本経済が回復基調にあることを示す数値だが、中国メディアの新浪は11日、中国は2016年から2020年の5年間で「もう1つの日本経済」を生み出すことが可能だと論じる記事を掲載した。

 国際通貨基金(IMF)によれば、15年の中国のGDPは約11兆1815億ドルに達し、日本は4兆1242億ドルだった。記事は、中国のGDP成長率が16年から2020年までの5年間で平均6.6%を維持すれば、2020年までに4兆2000億ドル分増えることになり、これは地球上に新しく日本経済をもう1つ創造することに等しいと主張した。

 続けて、日本人が明治維新から長い時間をかけて、各世代の人びとが奮闘し、第2次世界大戦後も過労死する者が出るのも惜しまずに成し遂げた日本の経済成長を、現在の中国はたった5年で達成できると主張。これは現在の中国の実力がどれほど強大かを示していると説明した。

 さらに記事は、5年でもう1つの日本経済を創造するという主張は決して単なる予測ではなく、過去5年間において実際にすでに生じたことだと説明。2010年に中国GDPは日本を追い越したが、2015年には日本の2.44倍にまで成長したと指摘。これは過去5年で中国GDPは「1.44個分の日本経済」に等しい増加を得たことに相当すると説明した。

 中国国家統計局が1月20日に発表した16年のGDP成長率は6.7%だった。中国経済は今なお成長を続けているが、過労死者が年間60万人と言われる中国社会の幸福度や経済の質をGDPやその成長率ではかることはできないのは明白だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)