吉永小百合×堺雅人!すんごいことになりそうだ…

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 吉永小百合にとって120本目の出演作となる映画『北の桜守』が製作され、吉永と堺雅人が実写映画で初共演することが明らかになった。同作は『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”の最終章を飾る作品で、戦中・戦後の北海道を懸命に生きた親子の姿が描かれる。

 今作で吉永が演じるのは、ソ連の侵攻によって家族と暮らしていた樺太を追われた女性・江蓮てつ。北海道の網走へたどりつき、凍えるような寒さと貧しさに耐えて息子・修二郎を守り抜いたてつは、修二郎を育てた後も夫を待ち続けながら網走で暮らし続けている。撮影に向けて「しっかり力を出し切り、魅力的な作品をつくりたい」と意気込む吉永は、堺との実写初共演について「頼もしい息子に、想いっきりぶつかっていきたいですね!」とコメントしている。

 一方、昨年放送されたNHKの大河ドラマ「真田丸」に主演していた堺がふんするのは大人になってビジネスで成功した修二郎。15年ぶりに網走を訪れてつつましい生活を送る年老いた母の姿を見た修二郎は、札幌でてつと一緒に暮らす決意を固めるという。堺は今回の映画について、吉永と共演したアニメーション映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』を引き合いに出しつつ、「(吉永は)『ブッダ』では慈母そのものといったお役だったのですが、今回はより生々しく、より悲しい親子関係になるのではないかと楽しみにしています」と語っている。

 北の大地の厳しい環境の中で命を燃やした親子の姿を約30年に渡って描きだすのは、滝田洋二郎監督。『おくりびと』で日本初のアカデミー賞外国語映画賞を受賞している滝田監督は吉永との初タッグについて「映画人として、吉永小百合さんとご一緒できるという特別な喜びと緊張と期待に満ちて、準備を進めています」と明かしている。

 映画『北の桜守』は16日にクランクインして、網走市、稚内市などでロケーション撮影を行う予定で、北海道が命名されて150年となる2018年の春に公開される。(編集部・海江田宗)