13日、香港で今月に入って中高生の自殺が相次いでいる。写真は香港。

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2017年2月13日、BBC中国語版サイトによると、香港で今月に入って中高生の自殺が相次いでいる。

香港で12日、15歳の男子生徒が飛び降り自殺で死亡した。遺書は見つかっていないものの、学業上のストレスが自殺の主な動機だとみられている。5日と6日にも相次いで中学生が飛び降り自殺により死亡し、8日にも自殺未遂が発生している。

香港サマリア自殺防止会の曾展国(ズン・ジャングオ)総幹事は、「学生がこの時期に自殺するのは、休み明けに再び向き合う試験や授業のストレスが関係している可能性がある。これは去年も同じだった」と語った。

香港大学自殺防止研究センターの葉兆輝(イエ・ジャオフイ)氏も13日、同様の認識を示したうえで「休暇後の学校生活への適応、試験の対応に加え、情緒不安定、人間関係といった問題も考えられる」としている。

葉氏はまた、「十分な試験対策が必要で、生徒に大きなストレスを与えると社会から批判が出ているTSA(香港全土統一テスト)の負担を軽減すれば、生徒のストレスは和らぐかもしれない」とする一方で、さまざまな要因が複雑に絡む自殺問題を特定のテーマと安易に結び付けることへの憂慮も示した。(翻訳・編集/川尻)