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「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」などのテレビアニメで知られ、2017年4月7日(金)には映画「夜は短し歩けよ乙女」の公開が控える湯浅政明監督による初オリジナル新作映画「夜明け告げるルーのうた」のポスタービジュアルが解禁となりました。

映画『夜明け告げるルーのうた』公式サイト

http://lunouta.com/

ポスターには「君の“好き”は僕を変える」のキャッチコピーとともに、主人公の少年・カイと人魚の少女・ルーの出会いが描かれています。また、ポスター下部には「『歌うたいのバラッド』が紡ぐ人魚と少年の青春ラブストーリー」というコピーも。



ビジュアルの解禁が2月14日だったのは、湯浅監督の「本当の気持ちを伝えることの大切さ」に合わせたものだとのこと。

物語は、鬱屈した気持ちを抱えて学校生活も後ろ向きだったカイが、無邪気なルーと行動を共にするうちに少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになるものの、町では人魚は「災いをもたらす存在」と考えられていて、ルーと町の住人との間に溝ができてしまう……というもの。

公式サイトでは、背景美術がどのように描かれたのか、美術監督の大野広志さんが20時間以上かけたという制作作業の様子を定点カメラで撮影したメイキング映像が公開されています。

大野さんは1982年のテレビアニメ「とんでモン・ペ」で初めて美術監督を担当。1983年に小倉宏昌さん、水谷利春さんとともにスタジオ風雅を設立しました。劇場作品では1988年の「AKIRA」、1989年の「魔女の宅急便」などで知られ、近作では2015年の「百日紅〜Miss HOKUSAI〜」、2012年の「ももへの手紙」「おおかみこどもの雨と雪」などがあります。

大野さんからのコメントは以下の通り。

湯浅監督の発想には驚かされました。

物語の舞台となる「日無町」は京都、名古屋、倉敷など色んな町のイメージをモザイクのように掛け合わせたと説明されましたが……それを絵にするのは

頭の中を柔軟にしないといけないなところがたいへんでした。

今回はリアル感とぶっとんだ発想とのせめぎ合いのような絵で初めての経験でした。

湯浅監督の頭の中はどんな風になっているのでしょう(笑)。

ポスタービジュアルの背景は、人魚のルーと少年カイが初めて会うシーンです。

夜ですが、暗くなり過ぎないよう、月光でドラマティックな雰囲気になるよう工夫しました。

作業風景を撮影されるのは初めての体験でしたがアニメーション作品の背景美術がどのように描かているのか、ぜひ興味を持っていただけるとうれしいです。


「夜明け告げるルーのうた」は2017年5月19日(金)公開。湯浅監督の作品としては1カ月ほど先行して「夜は短し歩けよ乙女」が公開されるので、湯浅監督の世界観を存分に味わって下さい。

©2017ルー製作委員会