米州立大学の調査でわかった「パートナーとの感度を上げる」生活習慣とは?

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 最近どうもマンネリで、あるいは回数が減っちゃって‥‥パートナーがいる人でも、付き合いが長くなるとこんな夜の悩みを訴える人が出てきます。そんな時は、パートナーと一緒に、軽いジョギングなどをしてみたらどうでしょうか。

 アメリカの州立アーカンソー大学が、週に3〜4回、一緒にジョギングや軽い運動をしている男女408名の被験者を調べたところ、男性の80%、女性の60%が性交渉の質が向上したと答えたそうです。また、ハーバード大学公衆衛生学部が行った3万人の研究では、定期的な運動、特に筋力トレーニングを行う人は、全く運動を行わない人よりもEDリスクが30%も低かったと報告しています。なぜ、こんなことが起こるのでしょうか。

 走っている人がよく言う“ランナーズ・ハイ”というのを聞いたことがありませんか。これはランニング中に感じる陶酔感。主に脳内物質のエンドルフィンが分泌されることによって引き起こされます。実はこのエンドルフィンは、性交渉中にも分泌される物質。不安感や痛みを和らげる作用をして、多幸感をもたらせてくれます。ジョギングなどによってエンドルフィンの分泌を活発にすると、パートナーとの行為の感度も上がって満足度が向上するのです。

 ランニングにしても筋トレにしても、男性ホルモンであるテストステロンや、体の成長を促す因子が大量に分泌されるようになります。それらが性欲を高めるのを促すことがわかっています。それにパートナーと一緒にトレーニングすることは、精神的にも一体感や達成感を高めるもの。お互いを求める絆がより深まります。それらの要素の相乗効果で、充実した性生活が送れるようになると考えられています。

 また、78名の被験者に週に4回走るように指示した実験では、9カ月の間に性的活動が30%増加し、オルガスムに達する回数も26%増加したという報告もあります。

 トレーニングと夜の生活は、実はこんな関係があるのです。

 パートナーの欲求が最近減ってきたなと思ったら、定期的な軽い運動を行なって、二人の仲をより充実したものしてみてはどうでしょうか。

(医療/フィットネスライター・松尾直俊)