これが興奮せずにいられようか!

安倍首相とトランプ大統領が月明かりのもと和やかに夕食を囲んでいたところに飛び込んできた北朝鮮ミサイル発射の報せ。周りに人だかりができて、緊急対応を話し合う瞬間を、6個隣のテーブルでたまたま見ていた元投資家兼映画俳優のRichard DeAgazioさんが、興奮のあまりFacebookに写真を連続投稿し、速攻で削除されました。ご〜ん。

こんな風に書いてます。

すごいもん見ちゃったよ!!! 北朝鮮が日本海に向かってミサイル発射したときの話なんだけどさ、日本の安倍首相が側近と打ち合わせて、大統領はワシントンDCと電話で話して、それが終わったらふたりで対応を協議して、それぞれ別々の緊急記者会見の部屋に向かったんだ。ワーオ。修羅場を渦中で見てしまった!!!

一般客や給仕が出入りするテラス席をそのままシチュエーションルームとして使った、というのはCNNの報道とも一致します。月明りとキャンドルでは機密文書が読みづらいため、側近がスマホカメラのフラッシュライトで照らし、周りの客にはそのままディナーが供されたとのことで、「客に記者やスパイが混じってたらどうするんや!」と国民が青ざめてます。米Gizmodoも「最高機密にカメラのフラッシュライトを向けてる時点でアウトや」と書いてますけど、言われてみれば確かに。

DeAgazioさんは映画魂に火がついてしまったのか、核ボタンを持つ男Rickさんとも記念写真を撮って任務を事細かに紹介し、そちらも速攻削除されてしまいました。

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彼はRick。例の「フットボール」を運ぶ人だ。フットボール(またの名を核フットボール、大統領の緊急カバン、ザ・ボタン、ザ・ブラックボックス)というのは、アメリカ合衆国大統領が核発射を許可するときに使うブリーフケースね。大統領がホワイトハウスのシチュエーションルームみたいな司令本部に不在のときはこれを使う。いわば米国の戦略防衛システムのモバイルのハブね。持ち歩くのは副官で、このRickがその男だ。

もう1枚の写真には、核ボタンの男Rickさんがそれらしいブリーフケースを持ち歩いているのが映ってます。Wikipediaを確かめてみたら、やっぱりRickさんが映っていたので、ガチっぽいです(速攻で削除されました)。

アメリカでは大統領の外遊先には必ずフットボールが付き従います。中に入っているのは、ペンタゴン通信時の本人認証システムと「核攻撃のオプションの簡単メニュー」。ツーショットのときも絶対肌身離さず持っていたい代物です。

DeAgazioさんのFacebookページは削除され、今は読めなくなってますけど、スクショがツイッターで広まりまくってます…。

ついでに安倍会談で話題の写真と動画を何枚か貼っておきますね。


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天を仰ぎ見る安倍首相、電話で密談するトランプ大統領 (image: Richard DeAgazio)


こちらは「リラックスし過ぎだろ」と言われてる写真。


こちらは「安倍の手を握り過ぎだろ」と話題のCNN映像「19秒の握手」。日本じゃよくあるマスコミサービスですけど、アメリカ人の目には「いつまで握ってるつもりだ」とかなり異様に映るみたい。だいぶ言われてます。


トランプ氏が安倍夫妻を招いた高級リゾート「マール・アラーゴ」は入会費20万ドル(約2300万円)の会員制クラブです。つまり2300万円払えば、国家機密のシチュエーションルームも丸見えというわけで、日本の危機が宣伝に使われたみたいな気持ち悪さがなきにしもあらず? 「マール・アラーゴ」はトランプ大統領就任後、入会費が倍に値上がりしていますしね。


image: Richard DeAgazio
source: Richard DeAgazio, Washington Post, NY Times, Twitter 1, 2, YouTube, Wikimedia

Libby Watson - Gizmodo US[原文]
(satomi)