当初は悪役に戸惑いも (C) 2015 CRIMINAL PRODUCTIONS, INC.
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 スパイアクション「クリミナル 2人の記憶を持つ男」で、CIAエージェントの記憶を移植される死刑囚を演じたケビン・コスナーの6分超に及ぶインタビュー映像が公開された。

 コスナーのほか、「ダークナイト」3部作のゲイリー・オールドマン、「メン・イン・ブラック」シリーズのトミー・リー・ジョーンズ、「デッドプール」のライアン・レイノルズ、「ワンダーウーマン」(8月25日公開)が控えるガル・ギャドット、「ゴースト・イン・ザ・シェル」(4月7日公開)のマイケル・ピットが顔をそろえた本作。核ミサイルの遠隔操作プログラムを開発したハッカー、ダッチマン(ピット)の潜伏先を唯一知るCIAエージェントのビル(レイノルズ)が、任務中に死亡。CIAロンドン支局長のクウェイカー(オールドマン)は死刑囚ジェリコ(コスナー)に禁断の“記憶移植手術”を敢行し、ダッチマンの居場所を割り出そうとする。

 オールドマン、ジョーンズと共演した「JFK」や「ボディガード(1992)」「パーフェクト・ワールド」「マン・オブ・スティール」など幅広く活躍し、監督・製作・出演を務めた「ダンス・ウィズ・ウルブズ」ではアカデミー賞の監督賞と作品賞を手にしたコスナー。本作では従来のイメージとは異なるアンチヒーローに挑戦しているが、当初は戸惑いもあったという。それでも、「2カ月も待ってくれた」というアリエル・ブロメン監督の熱意に動かされて出演を決意した。「私の役は極悪人だから、CIAにとって本来不必要な人間だ。彼に逃亡されたらどうしようもないからね。でも、興味深いのはそこからのジェリコの行動だ。彼は自分自身の記憶と他人の記憶の間で葛藤する。いつまで続くかもわからない。話し方にも影響が出る。自分の言った内容に戸惑うし、知らない外国語まで滑らかに話せる。しかも、今までなかった感情が沸き起こる」と複雑な役柄を解説している。

 劇中では、2つの人格や2人分の記憶に振り回され、ジェリコが混乱するさまが描かれている。相当の演技力を必要とする難役だが、コスナーは「ジェリコの話し方や、突如現れる凶暴性を表現しようとした。ジェリコの頭の中で聞こえるビルや彼自身の声、それらをどう表現するか。それが私の仕事だとわかっているし、自分がすべきことだ」とベテランらしくきっぱりと言い切る。映像では、「最初の撮影は、(ジェリコ)が鏡を見るとビルが映っている場面だ。私がまずやったのは、手を上げて顔を隠すこと。見たくないものだ。逃げなければならない。それで、彼が逃亡者らしく見えるように演じた」と身振り手振りを交えて役作りについて語っている。

 「クリミナル 2人の記憶を持つ男」は、2月25日から全国公開。