日本ではバレンタインというと、“女子が好きな異性に愛の告白をする日”という認識ですが、一体誰がどうしてそんな慣習を広めたのでしょう?? なぜなら、英語圏ではバレンタインデーといえば、彼が彼女のためにロマンティックな日を演出するというのが定番、むしろ真逆と言ってもいいくらいです。

海外のバレンタイン事情について思うこと4つ

日本では健気に手作りチョコレートを贈る女子がもてはやされますが、海外では女子はこの日ばかりは“お姫様待遇”されることを期待していい日なのです。オーストラリア在住の筆者ですが、毎年バレンタインが近づいてくるたびに、この不思議な違和感を覚えます。今回はそんな海外のバレンタイン事情について思うことをまとめてみました。

1: オフィスにバラの花束はやりすぎ……

映画なんかではバレンタインの日には彼が彼女のオフィスに真っ赤なバラの花束を贈るというシチュエーションがあり、さすがにそれは大袈裟な、と思ったのですが、別に誇張表現でもないようです。実際に彼女のオフィスに花束を贈ることが、真っ当な“バレンタインイベント”になっているくらいだからビックリ!
ふたりっきりで思いっきりロマンティックなジェスチャーをするならまだしも、オフィスなんて“公”(おおやけ)の場にどうして恋愛というプライベートなことを持ち込むのでしょう?? でも「それだけは恥ずかしすぎる! 止めて欲しい」と思っている女性がいることも確か。感じ方はやはり人それぞれということでしょうか。

2: シングルにとっては極めて過酷な日……

「恋人と過ごすもっともロマンティックな日」……日本ではクリスマスですが、海外ではなんといってもバレンタイン。日本では別に恋愛感情がなくても、義理チョコや友チョコでなんとなくイベントを楽しむ気分だけ味わうこともできますが、海外ではそんな逃げ道は用意されていません。
バレンタインとはあくまで恋愛関係にあるカップルのもっともロマンティックな日、ですから恋人ナシのシングルにとっては、独り身の寂しさを嫌でも痛感させられる過酷な日でもあります。

3: こんなお姫さま扱いの日あってもいいんじゃない?

オフィスに花束が届く、なんて過剰演出もあるものの、でもそんなお姫さま扱いが許される日があるって、考えてみれば女性にとって素敵なことではないでしょうか。彼氏から、夫から、女としての魅力を称えられ、愛の言葉を降り注がれる……そんな機会ってなかなかあるものじゃありません。
誕生日とも記念日とも違う、あなたが主役のバレンタイン、そんな日が1年に1度でもあれば、いくつになっても女として魅力的でありたいという気持ちがおおいに後押しされそうな気がします。

4: 子どもがいても……夫婦のときめきを取り戻すには絶好の機会

日本では子どもが生まれて以来、夫婦ともにすっかりお父さん、お母さんになってしまい男女のときめきが失せてしまった……というのはよくある話。子どもができて生活が大きく変わるのは海外も同じですが、ロマンティックな気分を味わうバレンタインという日があれば、カップルとして愛し、愛される喜びを再確認する絶好の機会になるような気がします。
若い恋人同士だけでなく、長年連れ添う夫婦にとってもカップルとしてのときめきを取り戻すきっかけとなる、バレンタインってなかなか奥深い日だという気がします。

いかがですか? 同じバレンタインでも、文化が違うとこんなに変わってくるものなのです。日本流バレンタインが盛り上がれるし楽しいという人も、海外のバレンタインがいい! という人も、どうか皆さま、素敵な日を過ごされますように!