今回のビジネス女子マナーは、電気メーカーに勤める横溝優佳さん(仮名・27歳)から。

「残業続きで、睡眠すらまともにとれない状況です。とにかく5分でも10分でも長く寝ていたくて、メーク時間はどんどん削られてしまいます。メークしてもしなくても、自分ではそれほど顔が変わるとは思っていません。それに、急いでメークをすると、眉毛のラインがよれたり、口紅が服についてしまったりして……。朝からバタバタ、遅刻しそうになるし泣きそうになってしまいます。それでもオフィスにメークは必要なんでしょうか……」

さっそく鈴木真理子先生に教えていただきましょう。

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 おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため。ビジネスマナーでは身だしなみが必要です。顔がかわいい、肌がキレイ、とにかく美人だからノーメークでも許されるでしょ? という気持ちはわかります。

ですが、スッピンはマナー違反とされています。ファンデーションは塗りましょう。もちろん薄づきのもので結構です。他人から見て、整えたとわかることが大切。

ほかに最低限必要なのは、リップです。無色でなく、淡いピンクなどで顔色を明るくしてください。

意外と便利なチーク、マストではないアイメイク

チークはさっと入れるだけで印象がかわります。とくに時間がたつほどファンデーションのヨレが気になるので、朝忙しければ、お化粧直しのときにチークを塗ってはいかがでしょうか。

逆にアイラインやマスカラはマストではありません。大企業の受付にいる応対担当の女性は、制服を着てメークをし、きちんと挨拶してくれますよね。彼女達がお手本で、身だしなみを整えるのはプロとして仕事のひとつです。

もちろんビジネスマナー的には車内メークはNGです。

お休みの日はスッピンでもちろんかまいませんが、オフィスにいるときに「私流」を押し通すと、つまらないことで注意されたりしますので、気をつけましょう。



■賢人のまとめ
スッピンは「私的」。オフィシャルで見せるものではありません。「きちんと整えた」とわかる顔であることが、オフィスのマナーです。

■プロフィール

女子マナーの賢人 鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部を超えるヒットとなる。 

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