14日、玄奘三蔵の旅を描いた中国陝西省西安市の地下鉄駅の壁画にあるはずのないものが描かれていると話題になっている。

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2017年2月14日、玄奘三蔵の旅を描いた中国陝西省西安市の地下鉄駅の壁画にあるはずのないものが描かれていると話題になっている。

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華商網によると、問題となっているのは西安地下鉄3号線の大雁塔駅に描かれている壁画だ。玄奘三蔵がありがたいお経を求め天竺(インドを指す中国での古称)へと旅する様子が描かれているが、そこにタージ・マハルが登場している。

玄奘三蔵は7世紀の人物だが、ダージ・マハルはそれから約1000年後のムガル帝国の建築物だ。しかも仏教ではなくイスラム文化を代表するものであるため、ソーシャルメディアでは「やらかしたな」の声も上がっている。

地下鉄駅の壁画デザインを担当する西安美院の関係者は、こうした疑いの声に対し「強調しているのは時空間が交錯する視覚表現であり、表しているのは中印両国の古今の交流だ。ある時点のある場所におけるストーリーを描いた伝統的壁画とは異なる」と説明。西安地下鉄の関係者は「専門家の監修を経ている」としている。(翻訳・編集/柳川)