ホワイトハウス探訪番組を完全に再現! (C)2016 Jackie Productions Limited

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 ナタリー・ポートマンがジョン・F・ケネディ元米大統領夫人ジャクリーン・ケネディに扮した「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」のメイキング特別映像が公開された。本作は、1962年2月14日に放送されたTV番組「A Tour of the White House with Mrs.John F.Kennedy」を劇中で再現。お披露目された映像からは、メガホンをとったパブロ・ラライン監督の番組再現への並々ならぬ情熱が伝わってくる。

 映画は、1963年11月22日に起こったケネディ大統領暗殺事件によって、“ジャッキー”の愛称で親しまれたジャクリーン(ポートマン)の人生が一変していくさまを描く。第89回アカデミー賞では、主演女優賞ほか全3部門にノミネートしている。

 ジャクリーンがファーストレディとなって、まず行ったことがホワイトハウスの修復。「ホワイトハウスは単に大統領の自宅兼仕事場ではなく、アメリカの歴史、芸術、文化、国家のプライドを象徴する場所でなければならない」と主張したジャクリーンが、自身で調達した資金で修復に着手。エミー賞も獲得した「A Tour of the White House with Mrs.John F.Kennedy」は、史上初めてホワイトハウス奥深くにカメラが入り、修復された内部をジャクリーンが案内していく探訪番組だ。

 映像では、番組を再現するための驚きの手法が次々と明かされていく。劇中で登場するホワイトハウスの内部は、パリのスタジオに建設された精巧なセットで、内部を案内するポートマンの立ち位置や動線、そして衣装までが、番組とまるっきり同じ。「シーンの1つ1つ、当時を再現している。セリフも一言も変えていないんだ」とラライン監督が語るように、役に扮するポートマンと番組に出演したジャクリーンが、完全にシンクロする構成になっている。

 また、ザラついたモノクロ映像をつくり出すため、特殊なカメラをチョイスして、当時と同じ技術で撮影を行うこだわりも。ポートマンは、同番組が「この映画において、とても重要な要素」と説明し「あの悲惨な事件が起きる前のジャッキーの姿を、目の当たりにできる」と理由を明かしている。

 「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」は、3月31日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。