主人公が感情を解放する重要シーン (C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation, Demolition Movie, LLC and TSG Entertainment Finance LLC. All Rights Reserved.

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 「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督と「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホールがタッグを組んだ「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」の新たな本編映像が、公開された。ギレンホール演じる主人公デイヴィスのダンスシーンを収めている。

 突然の交通事故で妻を亡くしたエリート銀行員デイヴィスは、絶望的な状況にもかかわらず悲しめない自分を発見する。デイヴィスは無感覚状態から抜け出そうと決心し、義父フィル(クリス・クーパー)の言葉や偶然知り合ったカレン(ナオミ・ワッツ)とその息子クリス(ジュダ・ルイス)に後押しされ、“心の修理”のために身の回りのものを破壊し始める。

 クリスに携帯プレーヤーに英ロックバンド「Free」の「Mr. Big」をインポートしてもらったデイヴィスは、ヘッドホンをつけると、電車の中、地下鉄のホーム、人ごみの中など所構わず踊り狂う。工事現場に侵入して腰をスクイズさせ、手すりを滑り降り、雑踏の中でジャンプするなど、エネルギーをほとばしらせるデイヴィスの姿が描かれている。

 躍動感あふれるダンスでデイヴィスが感情を取り戻していくさまを表現したギレンホールは「監督から、『はい、iPodだよ。これがヘッドホンね。ただ踊ればいいから。僕らはついて行くからさ。通りで踊りまくってくれればいい』と突然言われたんだ。監督はカメラを肩に、僕は通りを歩き、通勤・通学の人たちがやってくるなか、僕は踊り始めた。所構わず踊っているのを、彼は撮った。工事が行われていたけど、三角コーンを全部どかし、工事現場を走り抜けてとにかくがむしゃらに踊ったよ」と振り返る。「ニューヨークではすごくクレイジーなことをしても、大抵の人は無視してくれるんだ(笑)。あれはいろんな意味で、この映画のメタファーになっていると思う。閉じ込めていた感情も自分も解放して自由に感じるということのね。クールを装って通りを歩きながら、人が自分に対して抱いている考えに対抗して、それを手放して“くそくらえ、僕は街中で踊るんだ!”ってね」。

 「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」は、2月18日から全国公開。