育休からペット受け保険まで、福利厚生が優れている企業トップ20社

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毎年、各企業は従業員に対する待遇条件を他社と競い合っているようだ。これは従業員たちにとっては素晴らしいニュースと言えるだろう。

求人情報サイトのグラスドアでは、福利厚生に関する従業員のレビュー数十万件を検証し、最も魅力的な待遇や珍しい待遇を提供する企業をリストアップしている。最低20件のレビューがあることが、リスト入りの条件だ。

例えば家具デザイン&販売のイケアの福利厚生はとても魅力的だ。同社で1年以上働いている従業員は、4か月の有給の育児休暇を取得することができる。これは店舗勤務とオフィス勤務、いずれの従業員にも適用される。

アメリカン・エキスプレスの育児休暇方針も素晴らしい。従業員は男女を問わず、5か月の育児休暇を取得することができ、給与の100%が支払われる。

スターバックスは奨学制度(授業料の全額償還制度)を提供しており、オンラインでアリゾナ州立大学の学士号を取得することができる。さらに従業員は、週20時間以上勤務するだけでこれらの福利厚生を受けることができる。

コンサルティング会社のデロイトは、従業員に2種類の長期休暇の取得を認めている。ひとつは、どんな理由であれ取得できる1か月の無給休暇。もうひとつは、仕事のスキル向上や自己啓発のために取得できる3〜6か月の休暇で、この場合は給与の40%が支払われる。

グラスドアがリストアップした、魅力的・独創的な福利厚生を提供している企業20社は以下のとおり。

・イケア ─ 4か月の有給の育児休暇
・リーボック ─ 社内ジム設備(クロスフィットのクラスあり)
・ベイン・アンド・カンパニー ─ 3日間に及ぶサッカー大会の開催
・ゴールドマン・サックス ─ 性別適合手術費用の補償
・フェイスブック ─ 医療保険、インターンへの無料住居提供
・スクリップス・ヘルス ─ 犬と猫を対象にペット向け医療保険を提供
・スターバックス ─ 授業料の全額償還制度
・アメリカン・エキスプレス ─ 5か月の有給の育児休暇
・イベントブライト ─ 月60ドル(約6,800円)の健康給付金
・ホールフーズ・マーケット ─ 全従業員を対象に20%の割引制度
・イン・アンド・アウト ─ 毎シフト、バーガーとフレンチフライを無料で提供
・デロイト ─ 2種類の長期休暇プログラム(1か月と3〜6か月)
・GAP ─ サンフランシスコ現代美術館の入館無料
・マイクロソフト ─ 年間800ドル(約9万円)のフィットネス費償還制度
・スイス・リー ─ フレキシブル勤務制度
・アマゾン ─ 出産後の女性向け職場再適応プログラム
・USAA ─ 401K(確定拠出型企業年金)制度
・サウスウエスト航空 ─ ストレスおよび人間関係に関するカウンセリングサービス
・ジェネンテック ─ 洗車・ヘアカット・児童ケアセンター
・ティンバーランド ─ ボランティア活動のための毎年40時間の有給休暇

だが、福利厚生にもいろいろある。グラスドアの調査によれば、無料のランチや卓球台など待遇は就職希望者の興味を引くかもしれないが、それだけで彼らを”企業に留める”ことはできないようだ。福利厚生の中で、従業員の満足度に最も影響があるものは以下のとおり。

・健康保険
・休暇と有給休暇
・年金制度
・401K制度
・退職金制度
・歯科保険
・産休・育休
・病気休暇
・眼科保険

福利厚生は確かに、就職希望者を惹きつける。しかし今回の調査で、従業員の幸福度と会社へのエンゲージメントを維持する上では、企業の文化や価値観、キャリアアップの機会や上司対する満足度などそのほかの要素の方がもっと重要だということも明らかになっている。